DQ4プレー記・ただ今のお題
<掃き溜めに鶴>

ルール
・4章はミネア(とオーリン)だけで進める
・5章、船取得までは勇者、ミネアのみで進める
・5章、船取得以降、トルネコ、ライアン、ブライ、ミネアで進める
・キングレオ戦、天空への塔のみ勇者使用可
・勇者は馬車内での生存状態可。アリーナ、クリフト、マーニャは棺桶
・ガーデンブルグでの棺桶人質可
・838861、8逃げ、透明気球等の裏ワザ禁止
・種や木の実類は使い切る


過去のプレー記(プレー記案内はこちら
[記念の二部作]
[01]20周年記念 [10]25周年記念
[女性勇者二部作]
[02]装備品 買わない盗まない [09]いろいろやりすぎ
[三人旅三部作]
[03]水戸黄門 [04]腹でん!(パラディン)と美人姉妹 [05]まどろみ無双
[柔剛柔の三部作]
[06]クレバーカルテット [07]益荒男四人衆 [08]クレバーカルテットDS
[勇者役トルネコの二部作](の予定)
[11]百花繚乱 [12]進行中


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2011年06月03日
 いよいよ最終攻略。まずはデスピサロの宮殿。1回目は賢者の石を取りに行く編。いきなり土偶戦士と2回も戦うハメに……。ザラキを食らったりしたものの、全滅は免れる。やはり土偶地帯はトラマナがないと逃げにくい。その他ガーディアンにも苦戦。吹雪と甘い息は脅威。ドランの吹雪、ガーディアンには1しかダメージを与えられない。オマエははぐれメタルか! とつっこみたい気分。
 賢者の石は取れたものの勇者のMP浪費が激しいので、預金は全て祈りの指輪に充てることにした。

 2回目以降も苦戦はすれど全滅することはなく、わりとスムーズにデスピサロのところへ行けた。戦う直前に祈りの指輪を使い勇者のMP回復。1個1万G相当の祈りの指輪の破損だけが恐怖。

   ◆◆◆

 デスピサロは宮殿の中にはおらず、宮殿を抜けた先にある山の頂上に1人、うずくまるように虚飾の玉座に腰を下ろしていた。ユンケルたちが目にしたデスピサロは、かつてのような魔族の若者という風体ではなく、まさに化け物と化していた。それはかつて、アッテムトの奥深くで眠っていた地獄の帝王・エスタークと瓜二つであった。これが進化の秘法を使った成れの果ての姿。
「……何者だお前達は? 私はデスピサロ。魔族の王として目覚めたばかりだ。
 私には何も思い出せぬ……」
 全てを捨て、憎しみだけに囚われてしまった哀れな男の姿だと、ユンケルは思った。自分から全てを奪い、あれほど憎くて憎くて、いつか探し出して八つ裂きにしてやると思っていた、そんな感情はもはやユンケルにはなかった。でもそれでも、決着をつけなくてはならない。今ここでデスピサロを仕留めたところで、もはや失ったものは何一つ戻ってはこないであろうが、それでも戦わなくてはならない。
 村のみんなのために、ロザリーのために、そして、自分とよく似たこの男の心を解放するために。
「……しかし、何をやるべきかは分かっている。お前達人間どもを、根絶やしにしてくれるわ!」
 デスピサロが狂気の目を光らせ、吼えた。
「ライアンさん、ドラン、いきましょう!」
「うむ、このライアン、全てをかけて必ずやあやつの憎しみを封印してくれよう!」
「グオッ! グオーン!(腕が鳴るぜ! おいらがケチョンケチョンにやっつけてやる!)」

 こうして、ユンケルたちの最後の戦いが始まった。

   ◆◆◆

デスピサロ戦 1回目
レベルは勇者35、ライアン33。
武器、勇者はまどろみの剣と奇跡の剣を使い分け。ライアンはまどろみの剣固定。
勇者に世界樹のしずく&葉を持たせる。最終形態対策に皆殺しの剣も持たせたので道具欄が満タン。天空の剣の所持は諦める……天空の勇者なのに。
ライアンの鎧は「魔神の鎧」ブレス軽減特典を買う。素早さは元々25しかないし、0になっても問題なし。賢者の石もライアン。天空の剣も一応持たせておく。

では戦闘開始。
第一形態 まどろみ効果炸裂! デスピサロ眠りっぱなし。
第二形態 起きていたのは1ターンだけ。ドランは吹雪吐きすぎ。痛恨の一撃を望める通常攻撃をしてくれない。
第三形態 最初のターン以外寝ていた。ザキが飛んできたけど被害ナシ。
第四形態 またもや眠りっぱなし。まどろみの剣凄すぎる……。余裕で突破。
第五形態 このあたりから余り眠らなくなる。眠らないとまどろみの剣を道具として使うライアン。普通に攻撃して欲しいけど、この辺は学習待ち。立派な腕が生えた形態なのでデスピサロの攻撃力が半端ない。ベホマズンを2回も使ってしまった。
第六形態 甘い息を連発するドラン。無駄すぎる……。ライアンも道具使用だし。2人とも、普通に戦って! それでも被害はなく、無事突破。
最終形態 全然寝てくれない。焦って回復がおろそかになった隙を突かれて勇者がやられる。さすがに勇者がいないと無理。ここで全滅。


デスピサロ戦 2回目
道中、ライアンのレベルが上がる。ちから大幅アップ。HPにいたっては20以上上昇! 凄すぎ!
今回は賢者の石を勇者に持たせ、世界樹のしずくをライアンに持たせる。「いろいろやろうぜ」にすれば使ってくれるはず。

では第二戦、開始。
第一形態 今回はあまり寝てくれない。ライアン、「まどろみ道具使用」はこの形態では行わなかった。学習効果発揮か? 攻撃が痛いので回復は賢者の石でこまめに。
第二形態 2ターンの間だけ寝てくれた。その間にボコボコと殴って突破。今回はドランもわりと通常攻撃を使ってくれる。痛恨の一撃は出ないけど。
第三形態 この形態からライアンがまどろみの剣を道具として使い出す。まだ学習は完璧ではない模様。デスピサロがスクルトを唱えてきたが、天空の剣はライアン持ち。「いろいろやろうぜ」にしようかと思ったけど、世界樹のしずくをここで使われても勿体無いので作戦そのまま。勇者所持の皆殺しの剣を使用して相手の守備力を下げた。ザキは唱えてこなかった。
第四形態 全く寝なかった。今回はまどろみ不発気味。ライアンはひたすら道具使用。この形態、相手は瞑想を使ってくるのでここはちゃんと攻撃して欲しい。それでもドランの痛恨の一撃が出たりして無事突破。
第五形態 ここでは比較的よく寝てくれた。この形態から攻撃力が上がるので早めの回復を心がける。
第六形態 全く寝てくれない。ライアンを回復させようとしたターンでデスピサロに先制されてライアンやられる。ベホマ空回り。次のターンも先制され勇者もやられ、ドランを残し全滅。

さすがにデスピサロはそんな簡単にはいかないか。
賢者の石は勇者に持たせた方がこまめに回復出来て良いので以降も勇者所持。


デスピサロ戦 3回目
第一形態 あまり寝なかったが無事に突破。最終形態以外は自動回復がないのでこちらも攻撃の手を休めてこまめに回復。
第二形態 よく寝ていた。余裕で突破。
第三形態 ライアン、道具使用をしなくなった。ひたすら攻撃してくれる。スクルトは皆殺しの剣で帳消し。ザキは唱えてこなかった。
第四形態 2戦目とはうってかわって熟睡タイム。賢者の石で態勢を整えつつ突破。
第五形態 こちらもよく寝てくれた。寝ている間に回復しつつ、無難に突破。
第六形態 相手の攻撃は手痛いが、やはり寝ている間にせっせと回復。勇者が攻撃しなくてもライアンとドランで100以上のダメージを与えられるのは良い。ライアンが今までで一番輝いて見える。
最終形態 最初のターンで皆殺しの剣が決まり、デスピサロの守備力が118低下。ダメージはライアンとドランだけでも100を超える状態なので勇者が回復にまわっても問題ない。全員で攻撃すれば180〜200程度のダメージ。素晴らしい。しかも比較的寝てくれたし、起きて攻撃を受けてもとにかく早め早めの回復を心がけ、ベホマズンも惜しまず使う。ドランが痛恨の一撃を出してくれるオマケつき。
3戦目、結局誰も一度も死ぬことなく、ついにデスピサロを倒す。

デスピサロはやはり強いかなとも思ったけど、終わってみれば3戦で突破。レベルも勇者35、ライアン34。通常プレーと大して変わらないレベル。まどろみの剣はやはり最強の剣でした。天空の剣いらない……。

   ◆◆◆

 最初はエスタークのような出で立ちだったデスピサロは、ユンケルたちの攻撃を受けるたびにその姿を変えていった。腕を斬り落とせば新しい、より力強そうな腕が生え、頭を叩き潰せば、それまで何もなかった腹部に新しい顔が出来た。ひょろっとした脚もまた、太く立派なものと生え変わり、腹部に出来た顔の上に、さらに新しい頭部が姿を現し、立派な角が生えた。
 形態が変わるたびにどんどん新しい攻撃を繰り出してくる。巨大な爪を振り下ろしてきたり、何もかも燃やし尽くしそうな炎を吐き、逆に全てを氷漬けにしてしまいそうな猛吹雪を吐いてきた。このまま永遠に、奴は進化し続けるのか? これが完成された進化の秘法なのか? 僕たちは、戦い続けることは出来るのか?
 そんな思いを抱き始めたユンケルの前にライアンが剣を構えながら歩み出た。
「進化とは代を重ねて徐々になされるべきもの。己の代のみで永遠に進化を続けることなど不可能。たとえ秘法を使ったとしてもです。必ずどこかで綻びが生じるはず。『成長』が、いつしか『老化』に転じるように!
 私はもう、すっかり老化に転じていますがな」
 ライアンはニヤリと笑い、立派な口髭がわずかに揺れた。
「諦めずに戦い続ければ、かならず勝機はあるはずです。焦りは禁物ですぞ」
「はい! 僕たちは絶対に引かない。諦めない!」
 ユンケルも力強く頷いた。
「グゴゴゴゴーン!(老化のヒゲとは違って成長期真っ盛りのおいらが一泡吹かせてやるぜ!)」
 ドランは一直線にデスピサロへと突進し、ありったけの力を込め、まだ子どもながらも立派な腕を振り下ろした。デスピサロの右腕の付け根あたりをドランの爪が切り裂いた。
 これまで腕を飛ばしても、頭を潰しても決して着くことはなかった膝が、初めて地面に着いた。傷から紫色の血とともに、空気のようなものがシューシューと音を立て抜けているように見え、右腕がみるみるうちにしぼんでいった。

 また新しい腕が生えるのか?!

 ユンケルたちは唾を飲み込みながら成り行きを見守った。
 しかし、デスピサロから新しい腕は生えてこない。
 新しい頭部が現れ、角が生えたあのときが、進化の頂点だったのだ。
 理性を失い、進化の頂点を極めた者に待ち受けるものは、滅びへの道。
「俺もだいぶ枯れてはきたが、まだまだ若い者たちには負けてはおれぬ!」
 ライアンもドランに続くように、剣を手にデスピサロに突進した。もはや動きにキレの見られないデスピサロの左腕の付け根に剣を突き刺した。
「ぐあああ」
 デスピサロは腹に響くような呻き声をあげた。左腕も空気が抜けるかの如くしぼんでいった。
「グゴッ!(ヒゲ! おいらの真似すんな!)」
「ユンケル殿、こやつを……そして、世界を解放できるのはあなたしかいません! あなたを守り抜いた故郷の村のみんなの想い、ロザリー殿の想い、そしてこの、私たち、共に戦ってきた皆の想いを乗せて、複雑に絡み合ってしまった憎しみの鎖を断ち切るのです!」
「グゴゴン!(ちょっと悔しいけど、美味しいところはおまえにくれてやる! 持ってけドロボウ!)」

 ユンケルは目をカッと見開き、剣を握る手に力を込めた。

 父さん、母さん、シンシア、村のみんな、ロザリー、ホフマン、パノン、ルーシア、ドラン、ライアンさん……僕は……僕はみんなの想いをこの体に、一身に受けて、今、全てに決着をつける!
「デスピサロ!」

 ユンケルはデスピサロに飛び掛るように剣を振り上げ、そして力の限り、その剣を振り下ろした。
 体中に、確かな手ごたえを感じた。

「ぐ、ぐおおおおおお……」

 次の瞬間、ユンケル、ライアン、ドランの前から、あの化け物の姿をしたデスピサロは消え去り、以前の、魔族の若者の出で立ちをしたデスピサロが血まみれで地面に横たわった。デスピサロは苦悶の表情を浮かべながらどうにか体を起こし、ユンケルを見た。
「私は……敗れたのか。
 くくく……天空の勇者よ。あのときあの村で、おまえを仕留めそこなったのが私の致命的ミスだったというわけか」
「…………」
「身代わりになったのは、おまえの女か?」
「……彼女は、僕の大切な人だ」
 デスピサロは体を震わせつつも鋭い目つきで問い、ユンケルもまた、険しい表情で答えた。
「そうか……因果応報というやつだな」
 デスピサロの口からフッと息が漏れた。
「ロザリーは……おまえと一緒にいられさえすれば良いと言っていた。せめてあちらの世界では一緒にいてやれよ」
「フフフ、私がロザリーのいる天上に行けると思うか? 私の行く先は地獄だろうよ」
「おまえはロザリーのために人間を滅ぼそうとした。それだけの行動力があるのなら、地獄の底から這い出してでも、ロザリーの元へ行ってやれよ」
「面白い奴だ」
 デスピサロは目を閉じ口元を歪め、一つ二つ咳き込んだ。鮮やかな赤い花が地面に散った。
「勇者よ……」
「ユンケルだ」
「ククク、ユンケルよ、女のもとへ連れて行ってやろうか? そのくらいの力なら、まだ残っている。全ては終わった。だが、おまえのもとには何も戻っては来ない。ならばもう、生きていても仕方ないだろう?」
 その言葉にユンケルは息を呑み、デスピサロを凝視したが、やがてゆっくりと、首を横に振った。
「僕は生きる。彼女の為にも、みんなの為にも、寿命が尽きるそのときまで、僕は生き抜いてみせる」
「そうか……。ならばもう行け。ここはじきに崩れてなくなるだろう。生きるのならばせいぜい早くここから脱出することだ。地獄に飲み込まれないようにな。
 ……さらばだ、ユンケル」
「さらばだ、ピサロ」
 ユンケルはデスピサロに背を向け、歩き出した。ライアンとドランもそれに続いた。
 ユンケルは決して後ろを振り返ることはなかった。

「地獄の底から這い出しても……か。面白い。死んだ後もやるべきことに事欠かぬというわけか……ククク」

 だからそんなデスピサロの最期の呟きも、耳にすることはなかった。


 つづく。次回最終話。

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この記事へのコメント
まどろみの剣、さすがです。レベル35でのクリア、お見事です!腹姉妹のときの苦労がウソのようですね!
細やかな戦術の切り替えが、さすが勇者の為せる業ですね。

地獄の底から這い出しても、天上のロザリーに会いに行く。そんな日が来るといいですね。
僕は生きる、と言うゆんけるの力強さが伝わってきました。心身ともに、さすが勇者でしたね!

次回最終回、楽しみなんですが寂しくもありますね(涙)。三部作のエンディングを心待ちにしています。
Posted by かえさる at 2011年06月03日 21:42
まどろみの剣はやっぱり最強剣でした!
同時に、自由に動かせる勇者の存在がやはり大きかったですね。
腹姉妹のときの苦労が嘘のようです(^^;)
ただ、マーニャが唱えたルカニが効いた!という経験が今回の皆殺しの剣所持に繋がったので、あの苦労も無駄ではなかったかなと思います(笑)

過去2回はデスピサロとの因縁があまりなかったので淡白でしたが、今回は少しでもデスピサロとの絡みを出せたらと思いました。
FC版は5章で終わりなので、せめて向こうの世界でピサロとロザリー、一緒になれたらいいですよね。

水戸黄門を始めたのが確か去年の6月だったので1年もやってたんですね(笑)
これで終わりかと思うと少し寂しいですが、最後しっかりシメたいと思います!
Posted by タギー at 2011年06月04日 11:14
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