DQ4プレー記・ただ今のお題
<掃き溜めに鶴>

ルール
・4章はミネア(とオーリン)だけで進める
・5章、船取得までは勇者、ミネアのみで進める
・5章、船取得以降、トルネコ、ライアン、ブライ、ミネアで進める
・キングレオ戦、天空への塔のみ勇者使用可
・勇者は馬車内での生存状態可。アリーナ、クリフト、マーニャは棺桶
・ガーデンブルグでの棺桶人質可
・838861、8逃げ、透明気球等の裏ワザ禁止
・種や木の実類は使い切る


過去のプレー記(プレー記案内はこちら
[記念の二部作]
[01]20周年記念 [10]25周年記念
[女性勇者二部作]
[02]装備品 買わない盗まない [09]いろいろやりすぎ
[三人旅三部作]
[03]水戸黄門 [04]腹でん!(パラディン)と美人姉妹 [05]まどろみ無双
[柔剛柔の三部作]
[06]クレバーカルテット [07]益荒男四人衆 [08]クレバーカルテットDS
[勇者役トルネコの二部作](の予定)
[11]百花繚乱 [12]進行中


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2011年04月12日
 ガーデンブルグからロザリーヒルへ向け、大幅迂回の勇者一行。天空の鎧とはぐれメタルの剣を取りつつ、ようやくロザリーヒルへ到着。
 そんな今回はロザリーヒル〜王家の墓攻略編。

   ◆◆◆

 ユンケル、ライアン、パノンの3人はようやくロザリーヒルの町へと到着した。
 町へ入るなり目に飛び込んできた塔のような建造物。
 ――間違いない、イムルで見た夢に出てきたのは、やっぱりこの町だったんだ!

 塔内に忍び込む術は知っている。だが、まずは町の住人から話を聞いてみることにした。
 この町には人間は数えるほどしかいなかった。大半はホビットや動物たち。何故か動物たちはみな、人間の言葉を話していた。ピサロという男が進化の秘法を使い、動物たちに人の言葉を話す力を与えたらしい。
 彼らが言うには、この町にはロザリーという名の美しいエルフの少女がいたのだそうだ。彼女が流す涙はルビーとなり、そのルビーを求めた強欲な人間に虐められる毎日。そのことに業を煮やした魔族の若者・ピサロはロザリーが人間に襲われないようにこの町のどこかに隠したらしい。
 そしてピサロは、そんな強欲な人間を滅ぼすべく、この町を離れたのだと。
「そのピサロも、ロザリーにだけは優しい笑顔を見せていたものです」
 動物たちの教会にいたシスターの言葉が、ユンケルの心に残った。
 デスピサロはロザリーのために人間を滅ぼそうとしている。それは、一部の欲に目の眩んだ人間がロザリーを虐げているからだ。つまり、今の僕がこういう状況に置かれている原因の一端は、人間にもある。強欲な人間のせいで、僕の住んでいた村は滅ぼされ、みんな死んでしまった。そして僕は、というか、『勇者』は、言うなれば人間を救うために戦っているようなものだ。
 そう考えると、頭がこんがらがりそうになる。でも、僕自身、少なくとも半分は人間であるし、デスピサロが仇であることには変わりない。

 ――とりあえず、まずはロザリーに会って、話を聞いてみよう。頭の整理はそれからだ。

 ユンケルは道具入れから笛を取り出し、握り締めた。そして、塔状の建造物へと足を進めていった。

   ◆◆◆

ピサロナイト戦 1回目
 勇者レベル23、ライアン21で臨む。
 並び順は 勇者−棺−ライアン−パノン。
 勇者は戦況によってまどろみの剣と奇跡の剣を使い分けるいつもの戦法。
 ライアンははぐれメタル鎧を装備。武器はまどろみの剣固定。天罰の杖は持たせない。
 パノンはお任せ。

 そんな感じで戦闘開始。静寂の玉を使われると回復が出来なくて辛いな……とか、アイスコンドルをバンバン呼ばれたら面倒だな……と思っていたものの、なんと! ピサロナイトが攻撃してきたの、最初の1ターンだけ。後は全てまどろみ効果で眠りっぱなし。
 ターン数こそかかったものの、静寂の玉を使われることもなく、アイスコンドルの姿を見ることもなく、余裕の勝利。対ボス戦でのまどろみの剣の強さはハンパない。最強。

   ◆◆◆

 ロザリーの部屋への入口を守っていたピサロナイトを見事倒すと、パノンがいきなり声を上げた。
「ワタシ、世紀の発見をしましたヨ!」
 何を発見したのかと食いつくべきか、サラッと流すべきか、ユンケルとライアンは密かに考えていたが、パノンはそんな2人に構うことなく続けた。
「ロザリーヒルとピサロナイト。ロザリー昼(ヒル)とピサロ夜(ナイト)。ロザリーが昼でピサロが夜ですヨ! これって何かの暗示じゃないですか?」
「……ヒルは昼じゃなくて丘って意味だと、前に自分で言っていたじゃないか」
「多分ピサロナイトのナイトは夜ではなく騎士という意味だと思いますがな」
「しかもロザリーが窓から顔を出すのは夜だ。昼は特に何もないし、何の暗示があると言うんだい?」

 パノン 空振り三振。

 ぐぬぬ、前回はなかなかイケたのに、今回は見事に空振りです。でもワタシは決して負けませんよ!
 またしてもどうでも良い決意を新たにするパノンであった……。


 それはさておき、ライアンには若干の不安があった。「デスピサロに関わる全ての奴を葬る」というかつてのユンケルの言葉が、いまだに引っかかっていたからだ。あのロザリーという少女を前に、ユンケルがどういう行動に出るのか、予想がつかない。
 いざとなったら自分が体を張ってでも止めなくてはならない。
 そんな思いを胸に秘め、ロザリーの部屋へと入っていった。

 部屋に入ると、イムルでの夢に出てきたエルフの少女、ロザリーとスライムが一匹、驚きの表情で一斉にユンケルたちの方を見た。
「あなた方は……人間の方ですね」
「イムルの村で夢を見て、ここまでやって来ました」
「まあ! あの願いが、あなたたちに届いたのですね!」
 ロザリーは顔をほころばせたが、すぐに伏目がちな表情へと変化させた。
「世界が……人間が、魔物たちによって滅ぼされようとしているのです。魔物たちを操っている者の名前は、ピサロ。今はデスピサロと名乗り、進化の秘法でさらに恐ろしい存在になろうとしています。
 お願いです! ピサロ様の……いいえ、デスピサロの野望を打ち砕いてください。わたしはあの方にこれ以上、罪を重ねさせたくありません。たとえそれが、あの方の命を奪うことになろうとも……」
 ロザリーは大きな瞳から涙を零した。その涙の粒は瞬く間にルビーのような宝石へと変化したが、ユンケルが触れると音もなく崩れ去った。
 ――この宝石は、何人も決して手にすることの出来ない宝石なんだ。手にすることが出来ない宝石のために、人間たちはこの少女を虐めているというのか。
 ユンケルはやるせない思いに駆られた。
「あなたは、自分を虐める人間が憎くないのですか?」
「憎くないと言うことは出来ません。ですが、憎しみは連鎖します。わたしが人間を憎めば、ピサロ様の人間への憎しみはさらに増幅されてしまいます。わたしは、そんなピサロ様を見たくはないのです。だから鎖はわたしが断ち切らなければいけません。わたしが人間と仲良くできれば、ピサロ様もきっと、考えを改めてくれると思うのです」
 憎しみは連鎖する――それは、前にライアンから聞いたことと同じだった。
 人間がロザリーを虐めるから、ピサロは人間を憎んだ。人間を滅ぼすために、ピサロは地獄の帝王に取り入ろうとしたのだろう。その地獄の帝王を滅ぼすといわれる勇者の存在は奴にとっては邪魔だから、僕の村は襲われ、奴が最も仕留めたいと思ったであろう僕だけが生き残ってしまった。そして僕は今、憎しみを持って奴を仕留めようと思っている。
 ロザリーは酷い目に遭いながらも連鎖を断ち切ろうと思っているのに、僕が連鎖の渦中で、繋がった鎖の一部としてデスピサロを倒したら、僕は一体何なのだろう? そんな僕が勇者なんて呼ばれて良いのか。そもそも村のみんなは僕を勇者にすべく、ずっとずっと大事に育ててくれたのではなかったのか。憎しみに駆られて仇を討つことが、村のみんなへの報いとなるのだろうか?
 でも同時に、この少女にはまだ愛する者がこの世にいるからこそ、憎しみを断ち切りたいと思えるのではないかとも思った。自分にはもう、愛する者はいない。憎しみを断ち切っても、愛する者は戻っては来ない。
「あなたは本当に、デスピサロの命が奪われてしまっても良いのですか? あなたはピサロのことが好きなのでしょう? それなのに本当にそれでも良いのですか? そんなの、耐えられるのですか?」
「……良いのです。これ以上の罪を重ねるピサロ様を見る方が、わたしには余程耐え難いことです」
 しばしの沈黙の後、ロザリーは振り絞るように答えた。
「あなたは不思議な人だ。健気で、儚そうなのに芯は強い。まるで僕の幼なじみの子みたいだ。ロザリー、僕もデスピサロには一度会わなくてはいけない身なんだ。あなたがそこまで強い意志を持って願っているのなら、彼の野望は、僕たちが全力で止めてみせる」
 ユンケルの言葉には力強さがこもっていた。吹っ切れたわけではないけれど、自分の中のドロドロしたものに立ち向かってみようという、これまでにない力があった。
「ああ! ありがとうございます」
 ロザリーの瞳から今度は喜びの涙から生まれたルビーが床に転がる。ユンケルはその宝玉を手で拾い上げた。
 ユンケルの掌で宝玉は、崩れることなく紅く輝いていた。
 そうか、喜びや嬉しさから生まれるルビーは、壊れることはないのか……。
「いつかあなたの周りがこんな宝石で満たされるような、そんな日が来ればいいですね」
 ユンケルはロザリーの手をとり、その掌にルビーを載せ、そっと握らせた。
「……ええ」
 床にはまた、ぱらぱらと真っ赤なルビーが転がった。

「ぷるぷるぷる、キミたちは良い人間なんだね」
 ロザリーの傍らで成り行きを見守っていたスライムが突然、ゼリー状の体を震わせた。
「ちょおっと待ったあああ! スライムさん。アナタ今、自分の体の揺れを『ぷるぷるぷる』と口に出して表現しましたね!?」
 真面目な話の間ずっと黙っていたパノンが、カッと目を見開き、待ってましたとばかりに大げさに叫ぶ。ユンケルとライアンは苦笑いしつつ、顔を見合わせた。
「わあ! いちいちそんなどうでもいいツッコミを入れてきたのはおじさんが初めてだ。おじさんもしかして芸人さん?」
「のおお! 一発でワタシの職業を見破るとは、アナタはただのスライムさんじゃないですね」
「うん。ボクは良いスライムだよ。ねえおじさん、芸人さんなら何か面白いギャグを言ってよ!」
「お任せください! 一発かまして差し上げますヨ!」
 ユンケルとライアンは淡々と、ロザリーとスライムはわくわくしながらパノンを見守った。
「スライムを、吸うライム!!」
「えええ?! スライムがライムを吸ったんじゃなくて、ライムがスライムを吸ったの? 斬新過ぎるよ! おじさん、サイコーだよ!」
「さ……最高ですって? ……うっ、うっ」
 パノンは泣いた。これほどまでに絶賛されたのはいつ以来だったろう。パノンの涙は漬物石となって床に転がった……というわけでは勿論なかったが。
 ロザリーがにこにこと笑い、ユンケルとライアンも笑った。もっとも2人の場合、パノンのギャグにではなく、むしろスライムが見せた反応に……ではあったが。
「おっと、感動して思わず言い忘れちゃうところだった。キミたちに良いことを教えてあげる。
 エンドールの南の岬にある王家の墓に『変化の杖』っていうのがあるんだ。それを使って魔物の姿に化ければ魔物たちのお城にも忍び込めるかもしれないよ!」
 それは貴重な情報だった。魔物たちの根城に魔物として潜入出来れば敵の内情を知ることができるし、うまくいけば内側から敵の体制を崩すことが出来るかもしれない。
「では早速、その王家の墓に行ってみましょうぞ」
 ユンケルたちの次の目的地が決まった。

   ◇◇◇

「ライアンさん。もしかしたらロザリーヒルで僕がロザリーに何かするのではないかと思いませんでした?」
 王家の墓へと向かう船の中で、ユンケルはライアンにそう話した。ライアンはまさにそう思っていたわけだが、何と言えば良いのか分からず、返答に窮した。
「あなたは嘘がつけない性格なんですね。でも、さすがに僕も、女性を手にかけるほど堕ちてはいませんよ」
「たしかにそうですな。相すみませぬ」
 ユンケルは屈託なく笑い、ライアンは深く頭を下げた。
「……なんて、今だからそう言えるけど、でも本当は自分でも彼女を前にしてどうしてしまうかは、最初は分かりませんでした。
 彼女はあんなに弱そうに見えて、でも本当は僕よりずっと強い人だった。彼女の方が余程勇者らしいのかもしれないと、そう思いました。彼女に会ったおかげで、ライアンさんが前に僕に話してくれたことが、少しは分かった気がします。あの時は感情を抑えられずにあなたに随分と酷いことを言ってしまって、今は申し訳なかったと思っています」
 そう話すユンケルの顔はいつも以上に穏やかで、険がないようにライアンには思えた。
「そんなこと気にすることはありませぬ。あなたはまだお若い。時には戸惑い、迷うこともあるでしょう。しかし迷いを受け入れ、乗り越えて、少しずつでも納得した形で前進できればそれで良いと私は思います」
「まだ憎しみを完全に払拭できたわけではないけど、僕はライアンさんやロザリーの言葉を心に刻んで、これから戦っていきたいと思っています」
「私もそんなあなたの手助けを出来るよう、これからも精進していきましょうぞ!」
 ライアンは右手を差し出した。ユンケルははにかみながら同じく右手を出し、固く握手した。その傍らでは、パノンがにこやかな表情で2人のことを眺めていた。

「やや! ユンケルさん、ライアンさん、岬が見えてきましたよ!」

   ◆◆◆

王家の墓 1回目
 ボス戦以外ではイマイチ影が薄いまどろみの剣。
 相変わらずのエンカウントの多さとビビンバーのベギラマ乱舞にあっという間にパノン死亡。もうここまで来るとパノンも殆ど役に立たない。
 ビビンバーは自分のMPがなくなるとマホトラを連発するひじょうにイヤらしい奴でもあり、勇者のMPがバンバン減少。勇者のMPはただでさえ高くはないのに酷い仕打ちだ。ブラッドソードまでマホトラ使うとかイジメですか?
 もう一種の難敵・ドラゴニットのガス攻撃にライアンも死亡。うーん。はぐれメタル鎧を着ればブレスで苦戦。ドラゴンメイルを着れば打撃で苦戦。どうすりゃいいんだ!
 せっかくはぐれメタルを4匹倒しても、ライアンに経験値が回ったのが1匹分だけ。勇者だけがどんどん成長していく感じ。ボス戦以外は勇者一人旅でいいくらいだ。
 結局は勇者だけで墓内を練り歩き、全てのアイテムを回収して脱出。
 一発クリアだけど、なんか3人で協力している感ゼロ。勇者ゴリ押し状態。


なまえLvHPMPそうび
ゆんける2617911019018061奇跡の剣 天空の鎧 天空の盾 鉄仮面
ライアン23205022515817はぐれメタル剣 はぐれメタル鎧 Dシールド 鉄仮面
パノン8524885338まどろみの剣 身かわしの服 木の帽子
Dシールド=ドラゴンシールド
<携帯閲覧用>
ゆんける LV26 H179 M110 攻190 守180 早61
奇跡の剣 天空の鎧 天空の盾 鉄仮面
ライアン LV23 H205 M0 攻225 守158 早17
はぐれメタルの剣 はぐれメタル鎧 ドラゴンシールド 鉄仮面
パノン LV? H85 M24 攻88 守53 早38
まどろみの剣 身かわしの服 木の帽子

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この記事へのコメント
ピサロナイト一発撃破ですか!まどろみ無双出ましたね!!

ロザリーと話すことで、ゆんけるの凍てついた心が少し溶かされたみたいでよかったです。
連鎖のひとつの鎖となってしまう「勇者」というのはツライですからね。

うれし泣きのルビーは触れても壊れない、というのは素敵な設定ですね。感動しました!
Posted by かえさる at 2011年04月13日 13:42
ピサロナイト戦はうまく行き過ぎてビックリしました。
次のエスタークは寝ていても攻撃してくるので今から不安です(−−;)

勇者をどの場面で改心させようかと思っていましたが、とりあえずロザリー編で少し解凍させてみました(笑)
大抵書いている最中にストーリー展開が浮かんでくるので今回で完全解凍なのか、続きがあるのか、今後の展開はまだ未定です(^^;)

ルビーの涙の本当のところはよく分かりませんが、喜びから生まれるルビーは崩れない……だったらなんかいいなぁ〜 と思い、そういう設定にしてみました。
どうもありがとうございます!
Posted by タギー at 2011年04月13日 19:48
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