DQ4プレー記・ただ今のお題
<掃き溜めに鶴>

ルール
・4章はミネア(とオーリン)だけで進める
・5章、船取得までは勇者、ミネアのみで進める
・5章、船取得以降、トルネコ、ライアン、ブライ、ミネアで進める
・キングレオ戦、天空への塔のみ勇者使用可
・勇者は馬車内での生存状態可。アリーナ、クリフト、マーニャは棺桶
・ガーデンブルグでの棺桶人質可
・838861、8逃げ、透明気球等の裏ワザ禁止
・種や木の実類は使い切る


過去のプレー記(プレー記案内はこちら
[記念の二部作]
[01]20周年記念 [10]25周年記念
[女性勇者二部作]
[02]装備品 買わない盗まない [09]いろいろやりすぎ
[三人旅三部作]
[03]水戸黄門 [04]腹でん!(パラディン)と美人姉妹 [05]まどろみ無双
[柔剛柔の三部作]
[06]クレバーカルテット [07]益荒男四人衆 [08]クレバーカルテットDS
[勇者役トルネコの二部作](の予定)
[11]百花繚乱 [12]進行中


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2011年03月03日

   ◆◆◆

 ここはミントスの町からはるか西に位置する大陸。大陸の北部にはキングレオの城があり、この大陸全体を治めていた。
 そのキングレオ城から少し南下したところにコーミズと呼ばれる小さな農村があった。そんな村のはずれの原っぱに1人の青年が横たわっている。寝そべっているのか、倒れているのか……。
 そんな青年の匂いでも嗅ぎつけたかのように、白い犬がどこからかやって来て青年に近づき、頬をぺろぺろとなめた。
「?」
 なめられた感触に青年はハッとして目を開き、ゆっくりと体を起こした。そして自分の体を見回す。胴体から伸びる2本の腕に2本の足。それらが白いシャツとズボン、茶色い革のブーツに包まれ、上には紫のローブが羽織られていた。そろそろと腕を伸ばして頭に手をやると、何かふさふさした物が手に触れた。それを梳いてみる。青くて細長い糸のようなものがたくさん指に絡まっていて、引っ張ると頭が攣られるように痛んだ。
 これ、髪の毛というやつ? おかしいな、夢でもみているのかな?
 そんなことを考えていた青年に、1人の若い女性が近づき、声をかけてきた。
「あの、大丈夫ですか?」
「え? ボクですか?」
「急に駆け出していったこの子の後を追ったら、あなたが倒れていたみたいで、どこか具合でも悪いのではないかと思いまして」
 女性は犬の飼い主なのだろうか。犬を抱きかかえながら話した。
「……あ、大丈夫……です」
「それでしたら良いのですが……」

 ……おかしい。今までだったらボクの顔を見るなり、みんな逃げていったのに。この人は全然怖がっている様子もない。第一、ボク自身がおかしい。たくさんあった触手がなくなっている。代わりに人間みたいな手と足が生えていて、服を着ている。頭には髪の毛みたいなものも生えているし。

「すみません。ピカピカしていて、覗き込むと自分の顔が見えるやつ……ありませんか?」
 青年はとりあえず自分の顔を見てみたいと思い女性にそう尋ねた。女性は若干いぶかしがったが、
「え? ピカピカって……鏡のことですか? あいにく今は持ち合わせていませんが……そうだ、姉なら持っているかもしれないわ。近くにいると思うのでちょっと待っていてください」
 そう告げるとしばし青年の元を離れ、程なくして、その姉らしい女性を連れて戻ってきた。
「鏡を見せろだなんて、どんなキザオかと思ったら小魚みたいな顔のボウヤね」
 姉の方がそう言い、青年に手鏡を差し出した。
「はい、あたしの鏡、と・く・べ・つ・に、使わせてあげるわ」
「ちょっと姉さん……またそんな、失礼なことを言って」
 妹が姉にブツブツと文句を言った後、青年に必死に弁解をした。
「……ごめんなさい。姉の『小魚みたいな顔』というセリフは褒め言葉なのです」
「あぁ……褒め言葉なんですか。それはどうもありがとうございます」
 青年は素直にそう言いながら鏡を覗き込んだ。鏡にはきれいな顔立ちをした二十歳前後の男の顔が映っていた。髪は流れるような青の長髪で広い額には、銀のサークレットからぶら下がっている三日月をあしらった宝石がゆらゆらと揺れ、陽の光を浴びて輝いていた。
「人間だ……ボク、やっぱり人間なのか?」
 青年は呆然としてそう呟いた。
「ちょっとちょっと、このボウヤ大丈夫なのアタマ?」
 姉は見てはいけないものを見てしまったような顔をしてそう言い、妹の方は哀れみを帯びた顔をして無言で青年を見ていた。
 そんな姉妹をよそに青年はキョロキョロと辺りを見回したが、ここから結構離れた、村の入口の方の建物が視界に入った途端、顔の動きを止めた。その建物から1人の男が出てくるのが目に入ったからだ。
 地黒で上背のある頑強そうな男は淡紅色の鎧兜を身に纏い、立派な口ひげをたくわえていた。腰には立派な剣を提げている。見るからに強そうな戦士であった。
 男は建物を出た後、足早に村を出て、北の方へと進んでいった。
 あの方は……!
 青年は一目見てその男の正体が分かった。
「あの、これ、ありがとうございました」
 鏡を姉妹に返し、村の入口の方へ覚束ない足取りで進んでいった。
「なんだったの、アイツ。変なのー」
「彼、あまり歩き慣れていないような感じだけど、大丈夫かしら……」
 姉妹は口々にそう呟き、青年の背中を見送った。

 あの方は……ライアン様だ! ライアン様、ボク、人間になれたんです!

 歩くという行為にまだ慣れていない青年は、よろよろと歩いていった。
 自分の遥か先を歩く、戦士ライアンと共に過ごした日々のことを思い出しながら……。

   ◆◆◆

第1章ダイジェスト

 バトランド城を出てすぐにイムルへの洞窟へ直行。一番最初の戦闘はスライム&エアラット。このエアラットが次々と仲間を呼んで結局6匹と相手をする羽目に。この戦闘だけでレベル2になる。早くも薬草を使い果たして少し焦るも、洞窟内の宝箱に薬草があるのでそのまま進む。
 イムルへはレベル3で到着。知らないうちに180Gも貯まっていたので木の帽子購入。
 人妻フレアを連れてレベル4でアレクスを(ぱふぱふで)正気に戻す。ライアンさん、この時点で素早さ全然上がってませんよ。守備力どうするんですか?
 うろこの盾を買ってレベル5で古井戸の底へ。まず真っ先にホイミンを仲間にする。

   ◆◆◆

「こっちへおいでよ……」
「そっちじゃないよ、こっちだよ……」
 ライアンは古井戸の底に響く不思議な声を無視し、あちこち刃こぼれした銅の剣を振り回しつつ内部を歩き回った。
 どのくらい歩いただろう。曲がりくねった道を進んだ先は行き止まりだった。行き止まりではあったが、そこには1匹のホイミスライムがふよふよと浮いていた。
 ライアンは銅の剣を握る手に力を入れたが、このホイミスライムは他の魔物とは違った。襲い掛かってくる気配がないし、殺気も全くない。
「やあ、人間さんだね。こんにちは」
 ホイミスライムは元々愛嬌のある顔にさらに笑みを浮かべてライアンに話しかけてきた。
「最近こっちの方まで人が来てくれないんだ」
「そうかもしれぬな。なにやら『こっちへ来い』だの『そっちではない』だの、変な声が聞こえてくるからな。声のとおりに進めばここに来ることもあるまい」
 剣を握る手の力を緩め、ライアンは話した。
「そっかあ……。ああ、あのね、ボクはホイミン。今はホイミスライムだけど、人間になるのが夢なの」
「おぬし、人間になりたいのか?」
「うん。それでね、人間の仲間になったら人間になれるかなと思って。だからボクをあなたの仲間にしてよ!」
 ライアンは戸惑った。人間の仲間になったからといって、このホイミスライムが人間になれるとは到底思えなかったからだ。そしてライアンは嘘のつけない人間だった。だからホイミンには自分の考えを正直に告げた。
「俺と一緒に旅をしたからといって、おぬしが人間になれるかは俺には分からぬ。だが、それでも良いのなら俺には断る道理がない。一緒に旅をしよう」
「わーい! 大丈夫。ボク、人間の仲間になれたからには努力して人間になってみせるよ! ありがとう、嬉しいな〜。 そうだ、あなたのお名前を教えてよ」
「おお、これは失礼した。俺の名はライアン。バトランド王国の王宮戦士だ」
「ライアンさんって言うんだね! よろしくね」
「うむ。よろしく」
 こうしてライアンとホイミンは一緒に旅をする仲間になった。

 ホイミンは人間の仲間になれたことが余程嬉しかったのか、ことあるごとにライアンに話しかけた。ライアンは元々口数の少ない男だったので会話はあまり続かなかったが、それでもホイミンの話にはしっかりと耳を傾け、邪険にすることはなかった。
「ボク、今までに何人かの人と会って、仲間にしてって言ったんだけど、みんなボクが魔物だっていう理由で断ってきたの。だから今回もダメかもしれないと思ったけど、仲間にしてもらえて本当に良かったー」
「きっと、魔物は皆悪い奴だという先入観が強いのかもしれぬな。だが、人間にだって良い奴もいれば悪い奴もいるのと同様、魔物にだって色々といるのだろう?」
「そうだね。威張りんぼうもいれば気が弱くて優しい子とか、いろいろいるんだよ」
「やはり人間と同じだな」
「ライアンさんはとってもいい人なんだね」
「そんなことはない」
「そんなことなくないよ。絶対いい人だよ!」

 そんな話をしながら、古井戸の底を1人と1匹、進んでいった。

   ◆◆◆

ホイミン H:35 M:30 力:18 早:18 攻:9 守:20

 力が18あるのに攻撃力が9しかないのが激しく謎です。素早さ18で守備力が20もあるのは良しとします(笑)

 続いて宝箱の600Gをゲットし、最後に空飛ぶ靴を入手。レベル6。貯まったお金で鉄の盾に買い替え、湖の塔へ。
 湖の塔1回目はわき目もふらず破邪の剣の元へ。逃走成功率が高く、被害ナシ。無事に剣を取って、うろこの盾と640Gのみを回収し、イムルへ戻る。鉄の鎧を購入して1章フル装備。

 あとはピサロの手先を倒すだけ。

ピサロの手先戦 1回目
 ライアンLV8
 大目玉を顔色が変わる前に倒す。これは幸先良い! と思った矢先、残りHP21のホイミンが22のダメージを受けて死亡。
 ライアン1人で回復と攻撃は無理かも……と思いつつ、手持ちの3つの薬草を早め早めに使いつつ戦う。いよいよ薬草も使い果たし、貴様が死ぬのが先か、俺が死ぬのが先か状態で打撃を繰り出していたら、奴の方が先に死にました。一発勝利。
 最近は低めのレベルで突撃して返り討ちにあうパターンが多かったので一発勝利は久しぶりです。

ライアン LV8
H:61 M:0 力:25 早:7 体:33 賢:3 運:7 攻:70 守:51
破邪の剣 鉄の鎧 鉄の盾 木の帽子


 その後、塔内の宝箱と古井戸倉庫(?)の種を回収してイムル経由バトランドへ。
 王様からのご褒美を賜り、レベル8→12で1章クリア。

   ◆◆◆

 イムルの子ども失踪事件を見事解決したライアンは城へと戻り、詳細を国王へ報告した。
 復活しつつある地獄の帝王。その帝王を滅ぼすとも言われている伝説の勇者の誕生。
 魔物たちは先手を打って、その勇者を闇に葬ろうとしている!
 ライアンは自分の胸の内を国王に明かした。まだ幼い勇者を守るため、自分は力になりたい。だから旅に出ることを許して欲しいと。
 国王はライアンの申し出を快諾した。

 こうして、ライアンは再び旅に出ることになった。今度の旅は国内には留まらない。まさに世界を巡る旅となるだろう。
「ホイミンよ、おぬしはどうする?」
「えへへ、ボクの答えは決まっているよ!」
「そうか、ならばともに行こう」
「うん!」

   ◇◇◇

 そう、ボクはこの後もライアン様と旅を続けたんだ。相変わらずほかの人間たちはホイミスライムだったボクの姿を見ると怖がったりしていたけど、ライアン様だけは違った。
 もしボクがこのまま人間になれなかったとしても、ライアン様とずっと一緒にいられるのならそれでもいいと思っていた。
 でもそんな旅の途中、ボクはミニデーモンのメラミの呪文を食らって死んでしまったんだ。ライアンさんはそんなボクの焼け焦げた体を抱き締めて、涙を流して悲しんでくれた。ボクはそれを空から眺めていたんだ。

 ――そこまでは覚えてた。
 で、気が付いたらさっきの村にいた。ボクの姿は人間になってた。あの女の人たちも、ボクを人間として接してくれていたみたいだった。
 一体ボクに何が起きたのだろう? 目が覚める前に、夢を見ていた気がするけど、思い出せない。
 でもそんなことはどうでもいい、ボクはついに人間になれたんだ! そして、もう二度と会えないと思っていたライアン様が、ボクのずっとずっと前を歩いてる。ライアン様にボクが人間になれたことを知らせて、お礼を言わなきゃ!

 青年――ホイミンはそんな思いを抱きながら、もう大分慣れた足取りで、ライアンを追っていったのだった。

   ◆◆◆

 ホイミンの話は「知られざる伝説」ベースです。
 コーミズ村でホイミンに絡んだ謎の姉妹が何者なのかはご想像にお任せすることにして(笑)、一方その頃、勇者&パノンは魔法の鍵を取るべくコーミズ西の洞窟へと向かっていました。

コーミズ西の洞窟 1回目
 勇者レベル14で臨む。
 守備力が若干寂しいパノン、地下1階で早々に死亡。
 カチカチ装備の勇者はあまりダメージを受けないのでそのまま進む。戦闘も基本逃げない。グループの敵には天罰を食らわせる。
 それほど苦戦はしなかったが、ブルホークのルカニだけは厄介だった。まだHPがそれほど高くないので守備力がゼロになるのは結構痛い。それでも死ぬことはなく、魔法の鍵を取って無事に脱出。洞窟クリア時点でレベル15。


 と、洞窟攻略は楽でした。が、次回いよいよ序盤の難関・キングレオ戦です。パノンと2人だけでどうなることか。つづく。

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この記事へのコメント
コーミズ姉妹、特別出演ですね(^-^)

最初、何の話だろうと思って読み進めると、やがてホイミンの物語だとわかって、なんだかすごく楽しめました。

ホイミンのパラメータは謎ですね。力より攻撃力が低いとは。。。

Posted by かえさる at 2011年03月04日 14:10
今回出番がない人たちを登場させようと思い、特別出演させました。お姉さんの方が若干違うキャラが混じっていますが。
トルネコは一応船の所で登場しているので、あとはどこかでサントハイムの人々が出てくればいいなぁ(笑)

人間ホイミンを登場させたのは良いものの、ゲームだと5章でライアンとホイミンが会話を交わすことがないので、その辺をどうするべきか……まだ考え中です(^^;)

無装備で攻撃力が9なら力も9で良いと思うのですが、謎数値ですね。
Posted by タギー at 2011年03月04日 22:41
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