DQ4プレー記・ただ今のお題
<掃き溜めに鶴>

ルール
・4章はミネア(とオーリン)だけで進める
・5章、船取得までは勇者、ミネアのみで進める
・5章、船取得以降、トルネコ、ライアン、ブライ、ミネアで進める
・キングレオ戦、天空への塔のみ勇者使用可
・勇者は馬車内での生存状態可。アリーナ、クリフト、マーニャは棺桶
・ガーデンブルグでの棺桶人質可
・838861、8逃げ、透明気球等の裏ワザ禁止
・種や木の実類は使い切る


過去のプレー記(プレー記案内はこちら
[記念の二部作]
[01]20周年記念 [10]25周年記念
[女性勇者二部作]
[02]装備品 買わない盗まない [09]いろいろやりすぎ
[三人旅三部作]
[03]水戸黄門 [04]腹でん!(パラディン)と美人姉妹 [05]まどろみ無双
[柔剛柔の三部作]
[06]クレバーカルテット [07]益荒男四人衆 [08]クレバーカルテットDS
[勇者役トルネコの二部作](の予定)
[11]百花繚乱 [12]進行中


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2011年02月18日
 馬車を取るまではプレー記の範囲外ということで。簡単に済ませます。
 レベル1のままでエンドールに突撃し、姉妹を仲間にした後、女神像の洞窟へ直行。お宝を色々と物色、オマケにメタルスライムまで倒せてレベルも大幅アップ!
 女神像の洞窟を出た後はブランカに戻り裏切りの洞窟へ。
 ベロベロも裏切り小僧も鋼鉄の剣で一刀両断にしてあっという間にクリア。無事に主役の1人、ホフマンを仲間にしました。
 残念ながら姉妹とはここでお別れ。身包み剥いで「いろいろやろうぜ」で砂漠に放置というひどい仕打ちで棺桶化。ごめんなさい。悪いとは思ってる。

 今回も棺桶の話は出しません。でもそれだと最初からマーニャとミネアがいないことになり、じゃあどうやって裏切りの洞窟を切り抜けたの? となりますが……。

   ◆◆◆

 魔物の襲撃を受け焼け野原となった故郷の村を後にしたユンケルは、途中、やたら口が悪くやたら親切な木こりの老人の家や、村の南に建つブランカ城の城下町で夜を明かしつつ、城の東方面に広がる砂漠の入口にポツンと構える宿屋に立ち寄った。
 宿のロビーで宿泊客と思しき中年の男性がぼやいているのをユンケルは耳にする。
「うーん、なんとか南の砂漠を越えたいのだが、1人徒歩で越えるのは到底無理だなぁ。せめて砂漠を越えるだけでいい、馬車に乗せてもらえると助かるのに、持ち主がアレじゃあなぁ」
 持ち主がアレってなんだろう?
 ユンケルはそう思いつつ、宿の中を歩いてみた。離れの方まで足を伸ばすと、1人の青年がボーっと椅子に座っているのを見つけた。ユンケルより若干年上といった具合だろうか。
 青年はユンケルを見るなり、冷たい口調で話し出した。
「なんだあんた。宿の客か? ここは宿じゃない。自宅だ。勝手に上がるなよ」
「ご、ごめんなさい。あの……キミが『アレな持ち主』の人?」
「はぁ? アレとはなんだ。いきなり失礼なガキだな」
 ユンケルのいきなりの『挨拶』に青年は気色ばんだ。
「言ったのは僕じゃないんだ。宿屋にいたおじさんが馬車に乗りたいけど持ち主がアレじゃあな、って言ってた」
「ちっ、また馬車目当てかよ。どいつもこいつも……。で、あんたもそうなんだろ?」
「え? うーん、特にそういうつもりはなかったけど、でも馬車がないと砂漠を越えられないのなら、馬車は欲しい」
 ユンケルは実に素直に青年の質問に答えていった。
 なんだこいつは、余程の世間知らずか? まったく、変な奴に絡まれたもんだ……青年は半ば呆れ、溜息をついた。
「あんた変わった奴だな。悪いけど馬車は貸せない。オレは誰も信じられない。何も信じたくない。誰とも話したくもない。さあ、帰ってくれ」
「キミは何も信じられないの?」
 何も信じられないという青年の言葉にユンケルは思わずそう反応した。
「ああ、信じられないね。こいつなら全てを信じられると思っていた親友……今はもう親友だなんて呼びたくもないけどね。そいつに裏切られたんだよ。分かるか? オレの気持ちが。オマエみたいな温室でぬくぬくと育ったような奴には到底分からないだろうな。いい加減、もう帰れ」
「キミは僕と同じだね」
「はあ? あんた、さっきから大丈夫かよ、頭。どこが同じなんだよ! 無理矢理一緒にすんな!」
 青年もさすがにイライラが募ってきたらしい。その語気はますます荒くなった。
「僕も信じていた全てのことが、あの日、音を立てて崩れたんだ。自分は普通の村に暮らす普通の男だと思っていたのに、そうじゃなかった。本当の両親だと信じて疑わなかった人は実はそうじゃなかった。僕が絶対守ってあげるんだと信じていた女の子に僕は守られた。僕の身代わりになって彼女は死んだ。彼女だけじゃない、村のみんなが僕のために死んでしまった。もう僕は、何が真実なのか分からなくなった。何も信じられなくなった」
 怒りの色を見せる青年に構わずそう話すユンケルは、一見すると実に淡々とした様子で、青年はそんな彼の言うことなど到底信じられないと思った。そんな目に遭っておきながら自分の目の前で淡々と話す少年を胡散臭いとさえ思えたのだ。だが、
「なんだか、不思議だな。あんたの言ってることは到底信じられないはずなのに、なのに、真実のようにも思えてくる。何故だ……」
 青年はユンケルの顔をまじまじと見た。この少年の何が、自分にそう思わせるのかを見定める為に。

 ――わかった! 目だ。瞳だ……。
 この少年の瞳は、なんて澄んでいるんだ!

「本当にそんな目に遭ったのなら、何故そんなに真っ直ぐできれいな、澄んだ瞳をしているんだ?」
「僕の目がきれいだって? そんなわけないよ。僕の心の中は魔物への復讐心でいっぱいなんだ。暗い夜になると、あの日薄暗く狭い部屋に匿われたことを思い出して、こう、胸の中をドロドロとしたものが蠢いて、喚くんだ。『殺してやれ。殺してやれ。オマエの全てを奪ったものを皆殺しにしてしまえ』って。そんな心を持っている僕の目がきれいなわけがない」
 冷たい薄ら笑いを浮かべながら話したユンケルに、青年は思わず唾を飲み込んだ。酷い目に遭ったというのはやはり本当なのだろう。薄ら笑いの中に垣間見た憎悪、今見せたこの表情こそが、今の少年の心を表したものなのかもしれない。
 でも、それでも、
「それでもやっぱり、キミの目はきれいなんだ。キミは気付いていないのかもしれないけれど、見ているとまるで心が洗われるようなんだ。そのドロドロしているという心の中のもっともっと奥に、澄み切った何かがあるように思えてならないんだ。オレなんかキミと比べれば全然大した目に遭ったわけでもないのに、鏡を見るとあまりに澱んだ自分の目が嫌になる。鏡を見るたびに心が沈んだ。オレも本当は、もっと生き生きした目をしていたあの頃に戻りたいとずっと思っていたんだ」
 ユンケルは黙って青年を見て、話を聞いたあと、自分の思いを口にした。
「僕は今、村のみんなを襲った魔物たちに復讐したいと思っている。でも同時に、信じられなくなってしまった様々なことの真実を知りたい。そしてまた色々なことが信じられるように世界を巡りたいとも思っているんだ」
「世界を巡る旅か……すごいな」
 青年は心底そう感心したようだった。
「……なあ、もし良かったら、その旅にオレも連れて行ってくれないか? オレも旅をする中で再び人のことを素直に信じられるような人間になれたらいいなって思うんだ。鏡を見て『今日のオレ、すごくいい目してんな!』って思えるように。もちろん、馬車も出す。まず砂漠を越えよう! オレはこの宿屋の息子、ホフマン。キミは?」
「僕はユンケル。ホフマン、よろしくね」
「ああ、よろしく! 野郎2人旅になるけど、オレの馬、パトリシアはれっきとした淑女だから。まあ、楽しく行こうぜ!」

 しゅくじょってなんだろう? ユンケルはそう思いながらも馬車に乗り込んだ。
 こうして宿屋の息子・ホフマンとの新たな旅が始まったのだった。


なまえLvHPMPそうび
ゆんける95528705616鋼鉄の剣 鉄の鎧 鉄の盾 木の帽子
ホフマン960584726鉄の槍 青銅の鎧 うろこの盾 皮の帽子

<携帯閲覧用>
ゆんける LV9 H55 M28 攻70 守56 早16
鋼鉄の剣 鉄の鎧 鉄の盾 木の帽子
ホフマン LV? H96 M0 攻58 守47 早26
鉄の槍 青銅の鎧 うろこの盾 皮の帽子

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この記事へのコメント
おお〜〜!!
「信じる心」をなしにホフマンを仲間にするとは(^o^)
マーニャ、ミネアがいない設定だと、そうせざるを得ないですね(汗)

「アレな持ち主の人」というフレーズに笑いが(笑)。
Posted by かえさる at 2011年02月19日 06:12
1人で裏切りの洞窟へ行ってもどうにもならず、人数制限プレーに話を付けるとなるとやはりその辺が難しいです(^^;)

勇者の性格をどうするのかまだ固まっていなくて、本当はもっと物静かな感じにするはずだったのに全然そうなってませんし、今後どうなっていくのか自分でも謎です;
Posted by タギー at 2011年02月19日 13:02
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