DQ4プレー記・ただ今のお題
<掃き溜めに鶴>

ルール
・4章はミネア(とオーリン)だけで進める
・5章、船取得までは勇者、ミネアのみで進める
・5章、船取得以降、トルネコ、ライアン、ブライ、ミネアで進める
・キングレオ戦、天空への塔のみ勇者使用可
・勇者は馬車内での生存状態可。アリーナ、クリフト、マーニャは棺桶
・ガーデンブルグでの棺桶人質可
・838861、8逃げ、透明気球等の裏ワザ禁止
・種や木の実類は使い切る


過去のプレー記(プレー記案内はこちら
[記念の二部作]
[01]20周年記念 [10]25周年記念
[女性勇者二部作]
[02]装備品 買わない盗まない [09]いろいろやりすぎ
[三人旅三部作]
[03]水戸黄門 [04]腹でん!(パラディン)と美人姉妹 [05]まどろみ無双
[柔剛柔の三部作]
[06]クレバーカルテット [07]益荒男四人衆 [08]クレバーカルテットDS
[勇者役トルネコの二部作](の予定)
[11]百花繚乱 [12]進行中


※当ブログで使用しているゲーム画像の著作権は株式会社スクウェア・エニックスが所有しています。当該画像の転載はご遠慮ください。

2014年11月13日
 隠し扉の向こう側、隠された王座にバルザックは座っていた。その姿はもはや人間のものではなかった。例えるのなら角の生えた熊である。やはりバルザックは自分自身に進化の秘法を使ったのだ。
「えー、昔は多少は見れたのに、もう全然ダメじゃん! まったくの守備範囲外!」
「なんていうか、人間離れしちゃったわね」
 お2人が評されるとおりの変貌ぶりである。しかしながら私としては、その外見よりもむしろ能力の変化具合が気になるのである。元々奴が得意としていた魔法の力に磨きをかけたのか、それとともに腕力も増強させたように思える。奴が人間の姿だったころは私の腕力の方がはるかに上であったが、果たして現時点ではどうなのであろうか。
 いやいや、あれこれ考えても仕方がない。今はこれから起こるであろう戦いに全神経を集中させねばならない。隙を見せては決して勝てないのだから!
「マーニャ様、ミネア様、行きましょう! 今こそ仇討ちのときです!」

  ◇◇◇

「バルザック! あたしの魔法でギッタンギッタンにしてやる!」
 そう仰ってマーニャ様が唱えた呪文はルカニであった。意外と堅実でいらっしゃる。思わず感心してしまった。
「ホントはイオでもぶっ放そうと思ったんだけどね、あたしまだ覚えてないのよ。レベル10だから」
 ううむ……静寂の玉なしでイオもなし。そう聞かされると堅実であるのか無謀であるのか微妙なところだ。
 そんなマーニャ様のお隣で、ミネア様が銀のタロットを引いた。銀のタロットとは使い手でも何が起こるのか分からないというある意味ギャンブル要素の強い代物である。堅実である(と思われる)ミネア様らしからぬ行動だ。
「……正義のカード。これであいつが素直に消え去るわけないじゃない。ボスにザキを唱えるようなものね」
 ブツブツと呟かれたその言葉通り、バルザックの身体は謎の霧に包まれたものの、結局は何も起こらなかった。
「ぶははは! 何だそのしょぼい攻撃は? 次はこっちの番だ! ギラ!」
 バルザックは低級の閃光呪文であるギラを唱える。低級呪文で攻めてくるとは、私たちをナメているのであろうか。この程度であればさほど痛手ではない。私は手にしている鉄の槍を振り回し、バルザックに斬りつけた。手ごたえは十分である。恐らく、先にマーニャ様が唱えられたルカニのおかげであろう。
 ミネア様はなおもタロットを引かれる。
「あ、しまった」
「あぁーれぇぇぇー」
 ミネア様が顔をしかめられた途端、マーニャ様がどこからか引っ張り出して来られた大きな箱(*注 ひつぎ)に入られ、ご自分で蓋を閉められた。
「……どうやら私は大丈夫だったみたいね。姉さんごめん、今度ほら、前に行ってみたいって言ってたお店……ええと、羊喫茶だっけ? そこに連れて行ってあげるから」
 ……どうやら「ひいてはいけないカード」というものを引いてしまったらしい。それにしても「ひつじきっさ」とは何のことであろうか。……いやいや、無用な考え事はならぬ! 魔法も占いも出来ない私は、ただこの槍で戦うのみなのである!

 不思議なことに、バルザックの輩も馬鹿の一つ覚えのようにギラしか唱えてはこない。お前の武器はそれだけなのか? 進化の秘法の力とは所詮その程度のものなのか。とはいえ、ギラの呪文によるダメージも蓄積されればいずれ脅威となる。しかしそこは治療術の心得もあるミネア様である。ある程度ダメージを負えばすかさずホイミの呪文で治療してくださる。そして少し手が空けばまたタロットカードを引くのである。
 3枚目のカードを引かれたとき、ミネア様はニヤリと笑われた。
「やっときた」
 そう仰るなり装備品であるモーニングスターを頭上でブンブンと振り回された。杖の先に鎖でつながれた鉄球が物凄いスピードで回転している。その勢いのまま鉄球を振り下ろされる。鉄球は大臣のすぐ横の床にめり込んだ。
「あわわわわ……ふがっ」
 臆病大臣は泡を吹きながら尻餅をついた。どうやら腰を抜かしてしまったようだ。
 それにしても恐ろしいパワーである。私ですらかなわないであろうそのパワー。確かにミネア様は華奢な体格のわりには重装備ではいらっしゃるが、そこまで力があるようには思えなかった。それなのにどういうことであろうか。
「ちからのカードの威力は想像以上ね」
 なるほど、引いたカードの影響であるようだ。

 ミネア様の振り回すモーニングスターの鉄球がバルザックを襲った。
「大臣とは違って、あなたには外さないわよ!」
「ぎょえぇぇぇーーー」
 一撃を受けてうずくまるバルザックに私も鉄の槍を突く。それでも何とかバルザックが仕掛けるのは「ギラ」だけであった。傷だらけの己の体に治療を施すわけでもなく、せっかく立派になった太い腕で攻撃してくるわけでもない。バルザックはあくまでも元から得意としていた魔法にこだわった。あるいはもはや思考が停止してしまっているのか……。

「バルザック……父さんと姉さんの仇!!」
 ミネア様はそう叫ばれると力任せにモーニングスターを振り回した。
 ……エドガン様はともかく、マーニャ様に関してはバルザックは何も悪くはないような気がするが、もちろんそれは言わずにおいた。球状の鉄球が歪んで見えるほどのスピードでバルザックに直撃した。
「ぎゃあああべしっ! ひっ、ひでぶっ!」

 人によっては懐かしく感じるかもしれない「おまえはもう死んでいる」テイストな叫びを上げ、バルザックはついに地面に崩れ落ちたのだった。

   ◆◆◆

というわけで、静寂の玉不使用によるバルザック攻略はマーニャ、ミネアともレベル10でまさかの一発勝利という結果でした。ビックリです。下手したらメラミ待ちかと思ったのに、イオさえ覚えずに済んだとは……。


 バルザック戦・1回目

4章のバルザックは最大HP240で毎ターン20の自動回復。静寂の玉を使わない場合、バルザックはギラとベホマを唱えるようです。その他に打撃と火の玉。
ベホマなんか使われたら厄介だな……と思っていたのですが。
こちらの攻撃力、オーリンは40程度のダメージ。ちからのカードでバイキルト状態のミネアは60を超えるダメージを与えました。ちなみに1ターン目にマーニャがルカニを決めたのでバルザックの守備力は0の状態です。

1ターン目
 マーニャ:ルカニ(成功) オーリン:打撃 バルザック:ギラ ミネア:正義のカード=ニフラム(無効)
2ターン目
 オーリン:打撃 ミネア:ひいてはいけないカード(マーニャ死亡) バルザック:ギラ
3ターン目
 ミネア:ホイミ(ミネア) オーリン:打撃 バルザック:ギラ
4ターン目
 オーリン:打撃 ミネア:ちからのカード=バイキルト(ミネア) バルザック:ギラ
5ターン目
 ミネア:ホイミ(オーリン) オーリン:打撃 バルザック:ギラ
6ターン目
 ミネア:ホイミ(ミネア) オーリン:打撃 バルザック:ギラ
7ターン目
 オーリン:打撃 ミネア:打撃 バルザック:ギラ
8ターン目
 ミネア:打撃 戦闘終了

こんな感じの戦闘でした。マーニャは残念なことになりましたが、1ターン目のルカニが最後まで良い影響を与えてくれたことを考えると相変わらず彼女は優等生です。ミネアは相変わらず行動がギャグです。プレー記は違えど今回も立派なネタ姉妹。オーリンがチマチマとバルザックのHPを削り、最後の2ターンでミネアがボコボコにしたという感じでしょうか。バルザックがギラしか使ってこなかったのが謎です。行動が完全ランダムなのか、あるいはもう少しチマチマとHPを削っているとベホマを使ってくるのか。
メラミ習得前に勝つとしたら「ちからのカード」しかないと思っていたので、そのとおりの展開になりましたが、まさか一発目でそういう展開になるとは思いませんでした。なので証拠写真も何もありません(´・ω・`)

レベル10でのクリアは通常プレーと殆ど差がありません。ちょっと運が良ければ静寂の玉は無くても全然構わないアイテムであるようです。

   ◆◆◆

「ちっ、ちくしょう……この俺様がまさかエドガンの娘ごときに敗れるとは……」
 自慢の角も折れ、瀕死の重傷を負ったバルザックが捨て台詞を吐き出した。あれだけの叫びを上げながらも、まだ生きていたことはむしろ驚きである。
「バルザック、あなたは自分の魔力を過信しすぎたようね。魔力自慢の姉さんでさえ最初にギラではなくルカニを唱えたのに、あなたはギラ一辺倒。……でもまだ終わっていないわ。その息の根を止めて初めて、父さんも姉さんもきっと浮かばれる。覚悟しなさい!」
 ミネア様は再びモーニングスターを振り上げ、鎖の先の鉄球をグルグルと回転させた。その鉄球が振り下ろされたときが恐らくバルザックの最期になるであろう。
「うわぁーやめてくれー! 助けてくれー! た、確かに俺はエドガンを手にかけた、それは悪かったと思ってる! だが、俺ぁマーニャには一切手出ししてねぇ! 濡れ衣だー」
 確かにバルザックはマーニャ様の件とは一切関係はない。しかし、まあいわゆる「勝てば官軍」というやつだ。もはや全てバルザックが悪いということになっているのである。

「命乞いに苦し紛れの弁明とは情けない……。こんなにも弱くて情けない人に父さんが殺されたなんて……」

 ミネア様の悲痛な言葉はそのまま私にも突き刺さった。
 そうである、こんなにも弱くて情けない奴にエドガン様は殺害され、私は大怪我を負ってしまった。こんな奴から私はエドガン様をお守りすることが出来なかったという、厳然たる事実が私には重くのしかかる。

 ――こんなに弱くて情けない奴から、あなたは父さんを守ることができなかったの?

 まるでそう言われてしまったかのようで、もはや立つ瀬もない。錬金術の腕はまだまだ未熟で、力だけが取り柄だったのに……。

 私の頭の中は自責の念で満たされ、周りが見えなくなっていた。だから私は気がつかなかった。強大な獅子王が突如現れバルザックを逃がしたことに。
 考え出すと止まらなくなってしまうこの性格は戦場においては命取りとなる。判断の遅れた私はミネア様の盾になることすら出来ずに、獅子王の凄まじい攻撃の前になす術もなく敗れ去ってしまったのだ――。

 −つづく−



にほんブログ村 ゲームブログ ドラクエシリーズへ
にほんブログ村
ランキング参加中。ぜひクリックお願いします!

このページのトップへ

この記事へのコメント
断末魔が北斗の拳!(爆笑)
あわびゅっ!な感じになってもまだ命乞いができるバルザックが、進化の秘法の真骨頂を思わせます。

2ターン目に早々に棺に入ってご自分で蓋を閉められたマーニャ様(笑)が、
1ターン目にルカニを唱えていたというのが、
時間を遡ってみるとファインプレーでしたね!
というか、もしかすると、それが死亡フラグだったのですかね(^^;)

そして、バルザックの濡れ衣の弁明を許さない官軍の恐ろしさにも笑ってしまいました。

静寂の玉無しバルザック撃破はやったことありますが、
タギーさんと同じく、さほど苦労しませんでした。
もっと、ベギラマとか使ってくれてもいいのに、
と思いますよね。
あと、ベホマの頻度を上げてくれてもいいのに。
静寂の玉のありがたさを存分に味わわせてほしいところですよね。
(そう思って初プレイのときに、死ぬつもりで静寂の玉を使わなかったのに、倒してしまったのですが)

ところで、
ギラを連発されると、わりと苦しいような気もするのですが、
ホイミの回数を見ると、大したことない感じだったんですか?
タロットとか攻撃の余裕もわりとあったんですね。
Posted by かえさる at 2014年11月14日 23:12
いつも「ぎょえええ」ばかりなので、たまには「ひでぶ」ってみました(`・ω・´)

かえさるさんも静寂の玉を使わずに戦ったことがあったんですね!
なるほど、やはりさほど苦労はしなかったんですね。なんか呪文を封じないと絶望的な強さなのかと思っていたので拍子抜けですね。
そのベホマは飾りか?!と言いたい気分です。もちろん多発されても困るのですが(´・ω・`)

マーニャは早々に棺桶行きだったのも、ある意味ファインプレーだったのかもしれません。というのも、3人のHPに気を配るより、2人だけのHPに気を配れば済む状態の方が楽だからです。
もしマーニャが生きていて、現時点で一番低い彼女のHPを気にかけながらの戦闘だったらミネアはろくにタロットを引けていなかったと思います。
あと、ミネアのHPを吟味して育てたのも勝因だったのかも。
Posted by タギー at 2014年11月15日 20:52
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。