DQ4プレー記・ただ今のお題
<掃き溜めに鶴>

ルール
・4章はミネア(とオーリン)だけで進める
・5章、船取得までは勇者、ミネアのみで進める
・5章、船取得以降、トルネコ、ライアン、ブライ、ミネアで進める
・キングレオ戦、天空への塔のみ勇者使用可
・勇者は馬車内での生存状態可。アリーナ、クリフト、マーニャは棺桶
・ガーデンブルグでの棺桶人質可
・838861、8逃げ、透明気球等の裏ワザ禁止
・種や木の実類は使い切る


過去のプレー記(プレー記案内はこちら
[記念の二部作]
[01]20周年記念 [10]25周年記念
[女性勇者二部作]
[02]装備品 買わない盗まない [09]いろいろやりすぎ
[三人旅三部作]
[03]水戸黄門 [04]腹でん!(パラディン)と美人姉妹 [05]まどろみ無双
[柔剛柔の三部作]
[06]クレバーカルテット [07]益荒男四人衆 [08]クレバーカルテットDS
[勇者役トルネコの二部作](の予定)
[11]百花繚乱 [12]進行中


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2014年10月23日
 コーミズ西の洞窟から出た私たちはキングレオ城を目指した。その道中、ミネア様が突然こんなことを口にされた。
「オーリン、洞窟内であなたが居た場所に闇のランプがあったわよね(*注 今回は取っていません)しかも重要アイテム扱いで。でもこの章において、闇のランプを必ず使わなければならない場面はないはず……それなのに何故重要アイテムとしてあの場所に置いておいたの?」
 ……あれは別に私が置いたわけではないのだが、そう言われてみれば闇のランプは特に使いどころがない上に、一度取ってしまえば売れない、捨てられないという正直厄介な謎アイテムではある。しかし、存在の理由は私にだって分からない。
 ミネア様と私、神妙にしていると、突然マーニャ様はケラケラと笑い出した。
「ミネア、あんたモンバーバラの住人のくせに面白いコト言うわね」
「それはどういうこと?」
 ミネア様は少しムッとされたようだ。
「モンバーバラは夜の街なのよ。使えばすぐに夜になる闇のランプはある意味必須アイテムでしょうが!」
 なるほど。たしかにマーニャ様の仰るとおりだ。劇場でのステージは夜のみだし、酒場だって昼間はやっていない。酒場がやっていないということは、2階のぱ……ぱぱぱ、ぱふっちょすーやの店(仮称)だって……
「……オーリン、顔がニヤけているわよ。何か良からぬことを考えているんじゃない? 不潔だわ」
「えー? なになにー? 良からぬことってー。ミネアちゃん、お姉さまにちょっと教えてよ〜。何がフケツなのさ」
 マーニャ様はニヤニヤしながらミネア様の肩をつつかれた。
「そっ、そんなの、寝静まった民家に侵入して、鉄製品を錬金術で金に変えて持ち逃げすることに決まっているじゃない! 言わせないでよ恥ずかしい」
「……あっそ」
 ミネア様の発想は、若干斜め上だった。

 そんなやりとりをしながらやって来たキングレオ城。噂ではバルザックの奴はこの城内のどこかにいるようだ。
 城の全ての入り口には施錠がなされていた。形状を見るに、どうも魔法の鍵で開けられそうな扉である。この程度の鍵なら私は力ずくで開けることができた。
「ちょっと待ったー!」
 私が鍵をこじ開けた途端、マーニャ様からNGが出された。
「オーリン、あんた錬金術師でしょ! なんでそんな脳筋みたいなコトしてんのよ! 錬金術師なら鍵を作って、もっとスマートに開けて、ついでにその鍵をあたしにちょーだい!」
「姉さん、さり気なく図々しいわね」
 魔法の鍵を作ることは、いわば錬金術師のたしなみのようなものである。もちろん私にだって作ることはできる……まだ試したことはないが。
「自分の手でこじ開けることが出来るのなら、はだって作る必要はありません。お嬢様だって、ギラを使えるのに敢えて3,500ゴールドを出して破邪の剣など買わないでしょう? 鍵を作るにもそれなりに材料費がかかるのです」
 ……と、もっともらしい理由を付けてみた。
「なるほど、一理あるわね」
 どうやらうまく納得してもらえたようだ。
 城内を一通り回ってみたものの、バルザックの居場所はよく分からない。臆病な大臣を驚かせることが出来れば……などという話もチラホラと聞こえてはくるのだが。
「てことはさぁ、大臣の部屋に爆弾岩でも転がせばいいんじゃないのー?」
「そんなことして大臣がショック死したら、バッドエンドになりそうね」
 どこかで聞いたことがあるようなネタが展開されたが、おおよそ現実的な案ではない。私たちはひとまず城を出て、港町ハバリアへ向かうこととなった。

 キングレオの北に位置するハバリアは、モンバーバラほどではないものの賑やかな街だった。やはり酒場があり、夜は大盛況。ジルという女性がこの酒場の看板娘であるようで、多くの客からダンスの誘いを受けていた。今ちょうど、いかにもどこかの田舎から出てきたような男と踊っている。男はとても幸せそうだ。先ほどまで「ジルをオラの嫁っこさするだ!」と息巻いていた。
「営業スマイルを真に受けるなんて、純情よねぇ。かわい! ……顔を見なけりゃだけど」
 マーニャ様は葡萄酒を口の中で転がした。酒場で上機嫌のマーニャ様とは対照的に、この場が苦手なミネア様は落ち着かない様子を見せていた。注文したお茶にもほとんど口をつけていない。
「私、ちょっと外に出てきます」
 いよいよ耐え切れなくなったのか、突然そう仰って席を立った。
「お1人で大丈夫ですか?」
 と尋ねると、装備品のくさり鎌をサッと取り出され
「危険の芽はこれで刈り取るので大丈夫です」
 刈り取る真似をしながら下へと降りて行かれた。
「今の、あの子なりの渾身のギャグね」
「そ、そうなんですか」

 外へ出たミネア様はなんでも「気分転換」に地下牢に行ってらっしゃったらしい。何故地下牢に行くことが気分転換になるのか、凡人である私には分かりようもない。凡人ではないマーニャ様ですら首をかしげておられた。まあそれはともかく、そこでミネア様は囚人からとある情報を仕入れられたようだった。
「キングレオ大臣の部屋のそばで火薬を爆発させただけで牢屋に入れられたんですって『ただそれだけなのにあんまりだ!』と嘆いていたわ」
 城内で火薬を爆発させたのなら地下牢に入れられるのも当然のような気もするが、そういうわけでもないのであろうか。
「で、火薬は西のアッテムト鉱山で手に入るみたいよ。明日になったら行ってみましょうか」
「爆発って、あたしのイオじゃダメなの?」
「姉さん、まだイオなんか覚えていないじゃない」
「あぁ、そうだった」
 というわけで、私たちは明日、鉱山の町アッテムトへと向かうことになった。火薬を爆発させるのと爆弾岩を放り込むのと、さほど変わらないようにも思えるが……。

 翌日、出立の前にまず店をまわった。道具屋でミネア様は何故か聖水を注文なさった。
「オーリン(NPC)がいてくれて良かったわ。これならアッテムトまで安全に行くことができるもの。鎌を振り回せないのは少し残念だけれど。ねえオーリン、ちょっとこの聖水持っててくれる?」

オーリンはもちたくないようだ

「わお! 持ちたくないって……アンタ、師匠の娘を前にイイ度胸してるわね」
 そ、そんな! 誤解だ! 仕様だからしょうがないんだ!
 お2人の刃のような視線を浴びつつ、何故か我が身体は道具を持つことを頑なに拒否した。
「いいわ、もうあなたには頼まない。まあ、あなたがいるだけで地上では魔物も出てこないし、それだけで十分よ……」
 怒りやら諦めやらが混じった言葉を浴びせられ、冷たい視線が突き刺さり、私は地味に削られた。

 気まずさを感じながらもアッテムトの町を目指す。どうも私がいるときに聖水を使うと地上には魔物が現れなくなるらしい。しかし、何事もなく歩き続けるこの時間は息が詰まる。お2人とも全然話しかけてくださらないし、こちらから話しかけられるような雰囲気でもない。こんなことならいっそ魔物と戦っていた方が余程気も紛れるというものだ。
 しばらく歩き続け、私たちはようやく鉱山の町アッテムトへと辿り着いたが、その途端、眼前に異様な光景が広がった。町の中がもやっていて、異臭が立ち込める。町の住民は皆顔色が悪く、まるで覇気が無い。
「コレってもしかして、毒ガスとか?」
 マーニャ様は眉間にしわを寄せられた。
「多分そうね。毒性はそれ程でもなさそうだけど、長時間吸い込むのはまずそう」
 道具袋から取り出した布で鼻や口を覆うミネア様を見て、マーニャ様も私も同じ行動を取った。
「このガスってどう考えても鉱山から出てるのよね……。でもって、あたしたちこれからその鉱山に入るのよね……」
「そうね、入らないと火薬が手に入らないし」
 お2人は布越しのくぐもった声で言葉を交わされる。このような状況で鉱山の中を進めるのかどうか。住民もガスにやられて床に臥せっている者が相当数いる。もしお2人の身にもしものことが起これば、私は未来永劫、エドガン様に顔向けすることができなくなる。
「お嬢様方、ここは私1人で鉱山に入ります。ですからガスの届かない町の外で待っていてください。ここに留まるのはあまりに危険です!」
「オーリン……あなた、何てことを……」
 私が意を決して提案すると、ミネア様は言葉を詰まらせているご様子だった。
「あなたが1人で行っても、火薬を持ってこられないじゃない。どうせ道具は持ちたくないんでしょう?」
 ……言葉を詰まらせていたというのは私の思い違いだったようだ。でも確かに火薬を持てないのは事実。これでは行っても意味がない。
「それに、アンタだけを危険な目に遭わせるわけにはいかないね。あたしたちも行くからね。バルザックはあたしたちの仇でもあるんだから!」
 なんだかマーニャ様のお言葉が天使の言葉のように思えてきた。
「分かりました。それでは速やかに用を済ませて、速やかに脱出してしまいましょう」

 こうして私たちはアッテムト鉱山へと突入することになったのであった。

 −つづく−

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この記事へのコメント
ネタが衛藤ヒロユキ氏!
第四章・完!のパターンですね!
爆笑しております。

ぱふっちょすーやの店というよくわからないけど不潔な妄想を繰り広げるオーリンが素敵です。
斜め上のミネアも、いつもながら素敵です。

言われてみれば、
城内で火薬を爆発させたら、
牢屋行きなのはあたりまえですよね(笑)。
イオでも爆弾岩でも。
無罪を主張する囚人が、今更ながらおかしいです。

聖水さえも持たないオーリンがひとりで火薬壺を持って帰って来れるわけもなく、
ミネアの指摘が鋭すぎて笑いました。
天使なマーニャは、それだけで笑えます。


ところで、
戦闘面でのオーリンのでば・・・はもうあったのでしょうか?

Posted by かえさる at 2014年10月24日 11:39
2章ENDネタのみなかったのがいまだに悔やまれます<衛藤ネタ

「ぱふっちょすーや」とは……モンバーバラの酒場2階にある、いわゆる「ぱふぱふのお店」において行われる「女の子にモテるおまじない」の一部です。
「ぱふぱふ ぱふぱふ……。ぱふりんこ ぱふりんこ……。 ぱふっちょ すーや」が全文です。

城内に危険物(火薬)を持ち込んだ時点で犯罪になりそうですよね。何しろガーデンブルグではシスターの部屋に勝手に入ってタンスを調べただけで犯罪者扱いですから!(笑)

NPCを仲間にした後、最低1回は戦闘をこなさないと聖水の小技は使えないので「でば…」はありました!
オーリンはどうも「石人形」が好きみたいで、石人形がでると優先的に攻撃を仕掛けます。
これに限らずFCDQ4では特定のキャラが特定の敵を最優先で攻撃するパターンがあったりするので(例えばアリーナ→レッドドラゴン)その辺をいずれ詳しく調べてみたいと思っています。
Posted by タギー at 2014年10月24日 22:43
モンバーバラでは「ぱふっちょすーや」だったんですね!
全然覚えてなかったです。汗
ファミコン版だけですか?リメイク版もそうなんですかね?

特定キャラが特定モンスターを優先攻撃するパターンがあったとは。。
少ない容量の中にも、いろんなプログラムを詰め込んでいるというのが、
いつもながらレトロゲームの重密度はすばらしいですね。
Posted by かえさる at 2014年10月25日 11:20
DS版も同じでした。PS版、スマホ版は確認してませんが、多分同じかも。

優先攻撃はどういう意図でそうなっているのかよく分かりませんが、色々と発見が多いのは楽しいです(*´д`*)
Posted by タギー at 2014年10月25日 23:33
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