DQ4プレー記・ただ今のお題
<掃き溜めに鶴>

ルール
・4章はミネア(とオーリン)だけで進める
・5章、船取得までは勇者、ミネアのみで進める
・5章、船取得以降、トルネコ、ライアン、ブライ、ミネアで進める
・キングレオ戦、天空への塔のみ勇者使用可
・勇者は馬車内での生存状態可。アリーナ、クリフト、マーニャは棺桶
・ガーデンブルグでの棺桶人質可
・838861、8逃げ、透明気球等の裏ワザ禁止
・種や木の実類は使い切る


過去のプレー記(プレー記案内はこちら
[記念の二部作]
[01]20周年記念 [10]25周年記念
[女性勇者二部作]
[02]装備品 買わない盗まない [09]いろいろやりすぎ
[三人旅三部作]
[03]水戸黄門 [04]腹でん!(パラディン)と美人姉妹 [05]まどろみ無双
[柔剛柔の三部作]
[06]クレバーカルテット [07]益荒男四人衆 [08]クレバーカルテットDS
[勇者役トルネコの二部作](の予定)
[11]百花繚乱 [12]進行中


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2011年06月03日
 いよいよ最終攻略。まずはデスピサロの宮殿。1回目は賢者の石を取りに行く編。いきなり土偶戦士と2回も戦うハメに……。ザラキを食らったりしたものの、全滅は免れる。やはり土偶地帯はトラマナがないと逃げにくい。その他ガーディアンにも苦戦。吹雪と甘い息は脅威。ドランの吹雪、ガーディアンには1しかダメージを与えられない。オマエははぐれメタルか! とつっこみたい気分。
 賢者の石は取れたものの勇者のMP浪費が激しいので、預金は全て祈りの指輪に充てることにした。

 2回目以降も苦戦はすれど全滅することはなく、わりとスムーズにデスピサロのところへ行けた。戦う直前に祈りの指輪を使い勇者のMP回復。1個1万G相当の祈りの指輪の破損だけが恐怖。

   ◆◆◆

 デスピサロは宮殿の中にはおらず、宮殿を抜けた先にある山の頂上に1人、うずくまるように虚飾の玉座に腰を下ろしていた。ユンケルたちが目にしたデスピサロは、かつてのような魔族の若者という風体ではなく、まさに化け物と化していた。それはかつて、アッテムトの奥深くで眠っていた地獄の帝王・エスタークと瓜二つであった。これが進化の秘法を使った成れの果ての姿。
「……何者だお前達は? 私はデスピサロ。魔族の王として目覚めたばかりだ。
 私には何も思い出せぬ……」
 全てを捨て、憎しみだけに囚われてしまった哀れな男の姿だと、ユンケルは思った。自分から全てを奪い、あれほど憎くて憎くて、いつか探し出して八つ裂きにしてやると思っていた、そんな感情はもはやユンケルにはなかった。でもそれでも、決着をつけなくてはならない。今ここでデスピサロを仕留めたところで、もはや失ったものは何一つ戻ってはこないであろうが、それでも戦わなくてはならない。
 村のみんなのために、ロザリーのために、そして、自分とよく似たこの男の心を解放するために。
「……しかし、何をやるべきかは分かっている。お前達人間どもを、根絶やしにしてくれるわ!」
 デスピサロが狂気の目を光らせ、吼えた。
「ライアンさん、ドラン、いきましょう!」
「うむ、このライアン、全てをかけて必ずやあやつの憎しみを封印してくれよう!」
「グオッ! グオーン!(腕が鳴るぜ! おいらがケチョンケチョンにやっつけてやる!)」

 こうして、ユンケルたちの最後の戦いが始まった。

   ◆◆◆

デスピサロ戦 1回目
レベルは勇者35、ライアン33。
武器、勇者はまどろみの剣と奇跡の剣を使い分け。ライアンはまどろみの剣固定。
勇者に世界樹のしずく&葉を持たせる。最終形態対策に皆殺しの剣も持たせたので道具欄が満タン。天空の剣の所持は諦める……天空の勇者なのに。
ライアンの鎧は「魔神の鎧」ブレス軽減特典を買う。素早さは元々25しかないし、0になっても問題なし。賢者の石もライアン。天空の剣も一応持たせておく。

では戦闘開始。
第一形態 まどろみ効果炸裂! デスピサロ眠りっぱなし。
第二形態 起きていたのは1ターンだけ。ドランは吹雪吐きすぎ。痛恨の一撃を望める通常攻撃をしてくれない。
第三形態 最初のターン以外寝ていた。ザキが飛んできたけど被害ナシ。
第四形態 またもや眠りっぱなし。まどろみの剣凄すぎる……。余裕で突破。
第五形態 このあたりから余り眠らなくなる。眠らないとまどろみの剣を道具として使うライアン。普通に攻撃して欲しいけど、この辺は学習待ち。立派な腕が生えた形態なのでデスピサロの攻撃力が半端ない。ベホマズンを2回も使ってしまった。
第六形態 甘い息を連発するドラン。無駄すぎる……。ライアンも道具使用だし。2人とも、普通に戦って! それでも被害はなく、無事突破。
最終形態 全然寝てくれない。焦って回復がおろそかになった隙を突かれて勇者がやられる。さすがに勇者がいないと無理。ここで全滅。


デスピサロ戦 2回目
道中、ライアンのレベルが上がる。ちから大幅アップ。HPにいたっては20以上上昇! 凄すぎ!
今回は賢者の石を勇者に持たせ、世界樹のしずくをライアンに持たせる。「いろいろやろうぜ」にすれば使ってくれるはず。

では第二戦、開始。
第一形態 今回はあまり寝てくれない。ライアン、「まどろみ道具使用」はこの形態では行わなかった。学習効果発揮か? 攻撃が痛いので回復は賢者の石でこまめに。
第二形態 2ターンの間だけ寝てくれた。その間にボコボコと殴って突破。今回はドランもわりと通常攻撃を使ってくれる。痛恨の一撃は出ないけど。
第三形態 この形態からライアンがまどろみの剣を道具として使い出す。まだ学習は完璧ではない模様。デスピサロがスクルトを唱えてきたが、天空の剣はライアン持ち。「いろいろやろうぜ」にしようかと思ったけど、世界樹のしずくをここで使われても勿体無いので作戦そのまま。勇者所持の皆殺しの剣を使用して相手の守備力を下げた。ザキは唱えてこなかった。
第四形態 全く寝なかった。今回はまどろみ不発気味。ライアンはひたすら道具使用。この形態、相手は瞑想を使ってくるのでここはちゃんと攻撃して欲しい。それでもドランの痛恨の一撃が出たりして無事突破。
第五形態 ここでは比較的よく寝てくれた。この形態から攻撃力が上がるので早めの回復を心がける。
第六形態 全く寝てくれない。ライアンを回復させようとしたターンでデスピサロに先制されてライアンやられる。ベホマ空回り。次のターンも先制され勇者もやられ、ドランを残し全滅。

さすがにデスピサロはそんな簡単にはいかないか。
賢者の石は勇者に持たせた方がこまめに回復出来て良いので以降も勇者所持。


デスピサロ戦 3回目
第一形態 あまり寝なかったが無事に突破。最終形態以外は自動回復がないのでこちらも攻撃の手を休めてこまめに回復。
第二形態 よく寝ていた。余裕で突破。
第三形態 ライアン、道具使用をしなくなった。ひたすら攻撃してくれる。スクルトは皆殺しの剣で帳消し。ザキは唱えてこなかった。
第四形態 2戦目とはうってかわって熟睡タイム。賢者の石で態勢を整えつつ突破。
第五形態 こちらもよく寝てくれた。寝ている間に回復しつつ、無難に突破。
第六形態 相手の攻撃は手痛いが、やはり寝ている間にせっせと回復。勇者が攻撃しなくてもライアンとドランで100以上のダメージを与えられるのは良い。ライアンが今までで一番輝いて見える。
最終形態 最初のターンで皆殺しの剣が決まり、デスピサロの守備力が118低下。ダメージはライアンとドランだけでも100を超える状態なので勇者が回復にまわっても問題ない。全員で攻撃すれば180〜200程度のダメージ。素晴らしい。しかも比較的寝てくれたし、起きて攻撃を受けてもとにかく早め早めの回復を心がけ、ベホマズンも惜しまず使う。ドランが痛恨の一撃を出してくれるオマケつき。
3戦目、結局誰も一度も死ぬことなく、ついにデスピサロを倒す。

デスピサロはやはり強いかなとも思ったけど、終わってみれば3戦で突破。レベルも勇者35、ライアン34。通常プレーと大して変わらないレベル。まどろみの剣はやはり最強の剣でした。天空の剣いらない……。

   ◆◆◆

 最初はエスタークのような出で立ちだったデスピサロは、ユンケルたちの攻撃を受けるたびにその姿を変えていった。腕を斬り落とせば新しい、より力強そうな腕が生え、頭を叩き潰せば、それまで何もなかった腹部に新しい顔が出来た。ひょろっとした脚もまた、太く立派なものと生え変わり、腹部に出来た顔の上に、さらに新しい頭部が姿を現し、立派な角が生えた。
 形態が変わるたびにどんどん新しい攻撃を繰り出してくる。巨大な爪を振り下ろしてきたり、何もかも燃やし尽くしそうな炎を吐き、逆に全てを氷漬けにしてしまいそうな猛吹雪を吐いてきた。このまま永遠に、奴は進化し続けるのか? これが完成された進化の秘法なのか? 僕たちは、戦い続けることは出来るのか?
 そんな思いを抱き始めたユンケルの前にライアンが剣を構えながら歩み出た。
「進化とは代を重ねて徐々になされるべきもの。己の代のみで永遠に進化を続けることなど不可能。たとえ秘法を使ったとしてもです。必ずどこかで綻びが生じるはず。『成長』が、いつしか『老化』に転じるように!
 私はもう、すっかり老化に転じていますがな」
 ライアンはニヤリと笑い、立派な口髭がわずかに揺れた。
「諦めずに戦い続ければ、かならず勝機はあるはずです。焦りは禁物ですぞ」
「はい! 僕たちは絶対に引かない。諦めない!」
 ユンケルも力強く頷いた。
「グゴゴゴゴーン!(老化のヒゲとは違って成長期真っ盛りのおいらが一泡吹かせてやるぜ!)」
 ドランは一直線にデスピサロへと突進し、ありったけの力を込め、まだ子どもながらも立派な腕を振り下ろした。デスピサロの右腕の付け根あたりをドランの爪が切り裂いた。
 これまで腕を飛ばしても、頭を潰しても決して着くことはなかった膝が、初めて地面に着いた。傷から紫色の血とともに、空気のようなものがシューシューと音を立て抜けているように見え、右腕がみるみるうちにしぼんでいった。

 また新しい腕が生えるのか?!

 ユンケルたちは唾を飲み込みながら成り行きを見守った。
 しかし、デスピサロから新しい腕は生えてこない。
 新しい頭部が現れ、角が生えたあのときが、進化の頂点だったのだ。
 理性を失い、進化の頂点を極めた者に待ち受けるものは、滅びへの道。
「俺もだいぶ枯れてはきたが、まだまだ若い者たちには負けてはおれぬ!」
 ライアンもドランに続くように、剣を手にデスピサロに突進した。もはや動きにキレの見られないデスピサロの左腕の付け根に剣を突き刺した。
「ぐあああ」
 デスピサロは腹に響くような呻き声をあげた。左腕も空気が抜けるかの如くしぼんでいった。
「グゴッ!(ヒゲ! おいらの真似すんな!)」
「ユンケル殿、こやつを……そして、世界を解放できるのはあなたしかいません! あなたを守り抜いた故郷の村のみんなの想い、ロザリー殿の想い、そしてこの、私たち、共に戦ってきた皆の想いを乗せて、複雑に絡み合ってしまった憎しみの鎖を断ち切るのです!」
「グゴゴン!(ちょっと悔しいけど、美味しいところはおまえにくれてやる! 持ってけドロボウ!)」

 ユンケルは目をカッと見開き、剣を握る手に力を込めた。

 父さん、母さん、シンシア、村のみんな、ロザリー、ホフマン、パノン、ルーシア、ドラン、ライアンさん……僕は……僕はみんなの想いをこの体に、一身に受けて、今、全てに決着をつける!
「デスピサロ!」

 ユンケルはデスピサロに飛び掛るように剣を振り上げ、そして力の限り、その剣を振り下ろした。
 体中に、確かな手ごたえを感じた。

「ぐ、ぐおおおおおお……」

 次の瞬間、ユンケル、ライアン、ドランの前から、あの化け物の姿をしたデスピサロは消え去り、以前の、魔族の若者の出で立ちをしたデスピサロが血まみれで地面に横たわった。デスピサロは苦悶の表情を浮かべながらどうにか体を起こし、ユンケルを見た。
「私は……敗れたのか。
 くくく……天空の勇者よ。あのときあの村で、おまえを仕留めそこなったのが私の致命的ミスだったというわけか」
「…………」
「身代わりになったのは、おまえの女か?」
「……彼女は、僕の大切な人だ」
 デスピサロは体を震わせつつも鋭い目つきで問い、ユンケルもまた、険しい表情で答えた。
「そうか……因果応報というやつだな」
 デスピサロの口からフッと息が漏れた。
「ロザリーは……おまえと一緒にいられさえすれば良いと言っていた。せめてあちらの世界では一緒にいてやれよ」
「フフフ、私がロザリーのいる天上に行けると思うか? 私の行く先は地獄だろうよ」
「おまえはロザリーのために人間を滅ぼそうとした。それだけの行動力があるのなら、地獄の底から這い出してでも、ロザリーの元へ行ってやれよ」
「面白い奴だ」
 デスピサロは目を閉じ口元を歪め、一つ二つ咳き込んだ。鮮やかな赤い花が地面に散った。
「勇者よ……」
「ユンケルだ」
「ククク、ユンケルよ、女のもとへ連れて行ってやろうか? そのくらいの力なら、まだ残っている。全ては終わった。だが、おまえのもとには何も戻っては来ない。ならばもう、生きていても仕方ないだろう?」
 その言葉にユンケルは息を呑み、デスピサロを凝視したが、やがてゆっくりと、首を横に振った。
「僕は生きる。彼女の為にも、みんなの為にも、寿命が尽きるそのときまで、僕は生き抜いてみせる」
「そうか……。ならばもう行け。ここはじきに崩れてなくなるだろう。生きるのならばせいぜい早くここから脱出することだ。地獄に飲み込まれないようにな。
 ……さらばだ、ユンケル」
「さらばだ、ピサロ」
 ユンケルはデスピサロに背を向け、歩き出した。ライアンとドランもそれに続いた。
 ユンケルは決して後ろを振り返ることはなかった。

「地獄の底から這い出しても……か。面白い。死んだ後もやるべきことに事欠かぬというわけか……ククク」

 だからそんなデスピサロの最期の呟きも、耳にすることはなかった。


 つづく。次回最終話。

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2011年06月04日
 ユンケルたちは今、天空城にいた。
 闇の世界を脱出しようとした彼らの前に突如マスタードラゴンが現れ、天空へと連れ出したのだった。
 城に着くなりドランはグゴグゴ言いながら飼育係のルーシアのもとへと行ってしまった。ユンケルとライアンの2人だけが、マスタードラゴンと向かい合うように立っていた。
「天空と人間の血を引きし勇者ユンケル、そしてバトランド王国の王宮戦士ライアンよ、そなたらのはたらきで進化の秘法はデスピサロ共々、地の底深くに沈んでいった。よくぞやってくれた。心から礼を言おう」
 一段高い玉座の上から、マスタードラゴンは神でありながらも恭しく、礼を述べた。
「どうだ、ユンケルよ。ここに残らぬか? もはや地上にいることもあるまい。天空城に残り、我々とともに暮らすが良かろう」

 何故今更そんなことを言うのか。僕が望まれない存在だったから、母親から引き離し、地上に残したのではないのか? それが急に、まるで世界の救世主のような扱いを受け、今度は一緒に暮らさないかだって? そんなの、随分勝手じゃないか!

 ユンケルは腹が立った。この竜の神に、なんて言ってやろうかと考えた。でも、もしここで神の逆鱗に触れることになったら、何も関係ないライアンまで巻き込んでしまうのではないかとも考えた。
 どうせもう、ここからはすぐ去るつもりでいた。地上に戻れば、もう二度とこの地を訪れることもないだろう。竜の神とも、もう未来永劫、会うことはないだろう。

 ならば静かに、ここを去ろう。

 だからユンケルは1つ大きく深呼吸し、穏やかな口調で告げた。
「僕は地上で生まれ育ちました。これからもずっと地上で暮らし、地上に骨をうずめます。
 ……ここにはきっと、僕の居場所はないから」
 最後に呟いた一言だけがユンケルにとってささやかなる、神への抗いだった。
「……そうか、分かった。止めはせぬ。ならば地上へ戻るが良い」
 ユンケルの思いを汲み取ったのか、マスタードラゴンもまた、静かに答えた。
「元気で暮らせよ」
 ユンケルもライアンも、マスタードラゴンに頭を下げ、謁見の間を後にした。


「ユンケルさん! ライアンさん! おめでとうございます」
 竜の飼育場へ着くなり、ルーシアが満面の笑顔で迎えてくれた。
「ドランはお役に立ちましたか?」
「うん、とても頼りになったよ。さすがはルーシアが育てている子だね」
「それは良かったですわ!」
「グゴッ!(こいつらもおいらの子分として頑張ってたぜ!)」
「ルーシア殿にも色々と世話になりましたな」
「わたしも、短い間でしたがあなた方と旅を出来たことを誇りに思いますわ」
「元気でね。また良かったら地上に遊びに来てよ。怪我はしないようにね」
 ルーシアはにっこりと頷いた。
「お2人も、お元気で」
「グゴゴン。ゴゴン!(おいらも地上に行きたいな。って、別におまえたちに会いたいから行くんじゃないんだからね!)」


「ライアンさん、そろそろ地上へ戻りましょうか?」
 竜の飼育場を後にし、ユンケルは外へ向かい歩き出そうとしたが、
「あのご婦人には……お母上には、お会いしなくてよろしいのですか?」
 ライアンが進言すると、ユンケルはわずかに顔をこわばらせた。
「……あの人が本当に僕の母さんなのか、分からないじゃないですか。それに、僕にとっては村で僕を守ってくれたあの人が、本当の母さんなんです」
「あなたがそう思う気持ちは分からなくはない。私も元々は孤児で、拾ってくれた養父母に育てられた身ですからな。
 ですが、あのご婦人が腹を痛めてあなたを産んでくれたからこそ、あなたは今、生きてこの世界にいることができるのですぞ。それだけは忘れてはなりません。今会わなければ、もう二度と会えぬかもしれないのですぞ」
 ユンケルは黙って下を向いていたが、暫くして方向を変え歩き始めた。あの女性のいる部屋の方へ向かって。

 ユンケルがドアをノックし中へ入ると、女性は驚いたように、でも嬉しそうに、ユンケルを見た。
「あの……僕は、その、これからも地上で頑張って生きていきます。だから……ええと……か、母さんも、お元気で」
 顔を赤くしながらもごもごと話したユンケルを、女性は涙を流し抱きしめた。ユンケルも目を赤くし、女性に身を委ねた。
 後ろから2人を見ていたライアンもまた唇を噛みながら鼻をすすったのだった。

   ◇◇◇

 こうして天空城を後にした2人はまず、ミントスの町を訪ねた。
「こんにちは、旅人の宿へようこそ! ……って、おお! ユンケルじゃないか! 来てくれたのか? 久しぶりだなぁ」
 宿屋のカウンターで受付業務をしていたホフマンは懐かしい顔を見るなり言葉遣いを崩した。
「もうすっかり仕事も板についたみたいだね」
「実はオレ、今日でここを卒業するんだよ。ヒルタン先生にようやく認められて、やっと胸を張って親父のもとへ帰れるよ」
 ユンケルはライアンにホフマンを、ホフマンにライアンを紹介した。
「ユンケル、きみはついに地獄の帝王を倒したんだよな? オレ、すぐ分かったよ。あるときを境に、世界がパアッと明るくなった気がしたんだ。ああ、きっとユンケルたちがこの世界を救ったんだってさ。
 本当、きみと短い間でも一緒に戦えたのはオレの誇りだ。オレ、親父と一緒に働くからさ、ときどきは遊びに来てくれよな!」
「うん、必ず泊まりに行くよ」
 2人は固い握手を交わし、次の再会を約束した。


「パノンは今、どこにいるんでしょうね?」
「パノン殿は、笑いが必要な場所にいるのではないですかな」
「ということは、あの町かな……行ってみましょうか」
「ええ」

   ◇◇◇

「ちょっとちょっと、そちらのお美しいお嬢さん!」
「え? あたしかい?!」
「勿論ですとも! 実はお嬢さんにお話があるのですヨ。ワタシのここの裾のところを、ちょっと掴んでもらえませんか?」
「えっと、掴むのね」
「そうです。ではいきますヨ。……お離しっ!」

 いまだガスが立ち込め、多くの墓石が建ち並ぶ町の一角に、笑い声が響いていた。
「パノン!」
「ん? どこかでワタシを呼ぶ声が……って、ああ! ユンケルさんにライアンさん!」
 2人が見立てたとおり、パノンはアッテムトの町にいた。何かが入っていたのであろう木の箱を台にして、その上に立っていた。
「よくワタシの居場所が分かりましたね! この箱の上が、今のワタシのステージなんですヨ!」
「いやあ、オレたち、ずっとずっと沈みっぱなしだったけどさ、パノンが来てくれてから、ようやく笑えるようになったんだ」
「不思議なもんでねぇ、笑っていると心が軽くなるような気がするんだよ」
 以前訪れたときには住民の笑顔など見ることはなかったが、今は笑顔で口々にパノンを称えている。「笑いは良質な薬と同じ」かつて別れ際にパノンから聞いた言葉が思い出された。
「ユンケルさん、ライアンさん、デスピサロと決着をつけたんですね。オメデトウございます。ワタシ、すぐに分かりましたよ。分厚い雲がこう、一瞬にして晴れてしまったような感覚がしたものですから。
 ワタシもこの町を覆う分厚い雲を少しでも晴らせるように、暫くはこの町でガンバってみようと思ってるんですヨ。良かったら時々ツッコミを入れに来てくださいネ」
「うん、落ち着いたら、必ず来るよ」
「そのときは切れ味鋭いぎゃぐを期待してますぞ!」

   ◇◇◇

 アッテムトを後にした2人は、ライアンの故郷、バトランドへと向かった。
 城下町へ入るなり、大勢の民衆がライアンを囲んだ。
「戦士様! 伝説の勇者様との地獄の帝王討伐、本当にお疲れ様でした!」
「戦士様は私たちの誇りです!」
「ライアン様、万歳!」
 たくさんの賞賛の言葉に、普段はどっしりと構えるライアンもさすがにたじろいだ。
「ライアンさんはもうすっかり国の英雄ですね」
「ちゃ、茶化さないでくだされ」
「茶化してなんかないですよ」

 住民たちはライアンの旅の内容を随分と詳しく知っていた。キングレオやサントハイムでの戦い、数々の洞窟巡りなど、エスタークを倒すくだりまで、本当に事細かに状況を知っていた。そのことを不思議に思ったライアンは、理由を尋ねてみた。
「ちょっと前にここへやって来た詩人さんが、戦士様と勇者様の旅の様子を弾き語りしてくれたんですよ。名前は確か、ホイミンって言ったかな」
「……ホイミンだって?」
 ライアンは驚いた。かつて共に旅をしたホイミスライムと同じ名前だったからだ。その詩人は、あのホイミンなのか、同名の別人なのか……。
「あ、詩人さんがいましたよ。おーい、ホイミンさん!」
 男が遠くにいたホイミンを呼ぶと、彼は早足で近づいてきた。そしてライアンの姿を目にし、驚いたような表情を見せる。
「……ライアン様」
「ホイミン……おぬしは、あのホイミンなのか?」
 ホイミンは無言で頷いた。そして、ホイミスライムとしての自分が死んで、その魂が人間の遺体に入り込んだことによって人間になれたという顛末を話した。
「ボクは、死んでしまった人の身体を貰うという形で人間になることが出来ました。でもそれで、本当に人間になれたと言えるのか分からなかった。そんな状態でライアン様とお会いしても良いのかと思いました。だからせめてこの身体の元の持ち主に許しを得られるよう、詩人として頑張って生きてみようと思ったのです。色んな国を巡って、ライアン様や勇者様の話を聞いてまわりました。アッテムトの町を訪れたとき、ライアン様たちと一緒に旅をされていたという芸人の方に会い、その方に詳しいお話を聞けたのです。
 ようやく地獄の帝王を倒されたところまで話は繋がり、自分なりに歌としてまとめました。そんな折、夢にこの身体の持ち主が現れたのです。その方は、自分の身体を使われたにも関わらず、快く許してくれました。吟遊詩人として頑張って欲しいと言ってくれたのです。これでようやく、ライアン様に胸を張って会うことが出来ると思いました」
「そうか、そうだったのか。良かった、本当に良かったよ。夢は信じれば、叶うものなのだな」
 ライアンは目にうっすらと涙を浮かべ、両手をホイミンの肩に置いた。
「ホイミンよ、その話にはもう少し続きがある。地獄の帝王を倒してから、天に上り、闇へ下り、第二の地獄の帝王を倒すまでの話がな。だから続きは、俺が力になろう」
「ありがとうございます!」
 ホイミンは笑った。それはホイミスライム時代に見せた無邪気な笑顔と同じだと、ライアンには思えた。

 城内へと入ると、大広間には国王をはじめとして、大臣、同僚が一堂に集まり、ライアンを出迎えた。ライアンは国王に帰還の挨拶、報告をし、ユンケルもまた、国王に挨拶をした。そして最後に、ユンケルとライアンはガッチリと握手を交わす。
「ライアンさんには本当にたくさん力になってもらいました。色々と大切なことも教わりました。もしライアンさんがいなかったら、僕は最後の最後までデスピサロや魔物たちを憎しみ続けていたかもしれません。本当に、ありがとう」
「私は助言をしただけで、最後に判断を下したのはあなたの意志です。あなたのその心が、こういう結果へと導いたのです。あなたはまさしく勇者だ。あなたと共に旅をしたことを、私は生涯誇りに思います」
 そして、ユンケルが握手を解こうとしたとき、ライアンは付け加えた。
「もし良かったら、バトランドへ越してきませんか」
「え?」
「あなたなら、きっと立派な戦士になれる。この地で、新しいスタートを切ってみませんか?」
 ライアンはユンケルのこれからが心配だった。故郷の村に戻っても、もう誰もいない。村の南に実の祖父が住んでいることは聞いていたが、一度会ったきりとのことだった。だったらバトランドに来て、職に就き、新しい人生をスタートさせることが良いのではないかと、そう思ったのだ。
 ユンケルは暫く考えた後、
「ありがとうございます。でもまずは村に戻って、みんなの魂を弔って、それが済んでから、今後のことをじっくり考えてみようかと思います」
 承諾も拒否もせず、そう答えた。
「それもそうですな。ではもし決心がついたら、いつでもお訪ねください」

   ◇◇◇

 ユンケルは1人バトランドを発ち、故郷の村へと向かっていった。
 たった1人になってしまったユンケルの頭の中に、あれこれと思いが巡った。
 この先どうすべきか。村に戻ってももう誰もいないし、何もない。この先は1人で生きていかなくてはならない。ライアンの言ったとおりバトランドへ行き、戦士として生計を立てるか、村の南に住んでいる祖父の下で木こりとして修行を積むか、それとも、世界を巡って1から何をすべきかを見つけるか。

『ククク、ユンケルよ、女のもとへ連れて行ってやろうか? そのくらいの力なら、まだ残っている。全ては終わった。だが、おまえのもとには何も戻っては来ない。ならばもう、生きていても仕方ないだろう?』

『どうだ、ユンケルよ。ここに残らぬか? もはや地上にいることもあるまい。天空城に残り、我々とともに暮らすが良かろう』

 デスピサロとマスタードラゴンの言葉が頭をよぎる。
 生きていても仕方がない? 地上にいても仕方がない? それではまるで、僕は地獄の帝王やデスピサロを倒すためだけに生まれてきた人間みたいじゃないか。違う、それが僕の全てじゃない! それは僕の人生の一部にすぎないんだ。これで終わりじゃない、ここからまた、新しいスタートなんだ!
 でも、じゃあ僕は、これからどうすればいいんだろう。
 勇者だった僕が突然王宮の戦士になったら、僕はみんなに受け入れてもらえるのだろうか? 疎まれたりしないだろうか?
 僕の中には木こりだった父親の血と、そんな父を死に追いやった天空人の一族の血が流れている。そんな僕を、祖父は受け入れてくれるのだろうか?

 ああ……なんで1人になった途端、こんなに急に不安になるんだ。

 激しい不安に襲われたまま、ユンケルは村へと入った。村は相変わらずの廃墟、当然ながら人の気配もまったくない。でもきっと、空の上からみんな僕のことを見ているだろうからと、ユンケルは不安を押し殺して、笑顔を作って、雲のかかる空を見上げた。
「父さん、母さん、シンシア、みんな! 僕は、やったよ! みんなの遺志を継いで、地獄の帝王と、この村を襲ったデスピサロを倒したんだ! 僕はこれからも強く生きていくから……だからどうか、安心して、安らかに眠ってください」

 そうなんだ。僕は、自分自身の為にも強く生きていかなくてはならないんだ……。

 そう思った瞬間、周辺の木々がざわめいた。

   ◆◆◆

天空城にて
 まずは恒例の記念撮影。どこからともなく背後に現れた謎の美女2人にちょっと興奮の勇者と戦士の図?(笑)

 というわけで、3人旅3部作3作目、無事にクリア出来ました。まどろみの剣の効果を考えると、パーティーのバランスが悪くてもなんとかなるだろうと思っていましたが、まさかここまで順調に行くとは思ってませんでした。クリアレベル、勇者35、ライアン34。普通にプレーするのと大して変わらない……。まさに「まどろみ無双」でした。
 思い起こせば、苦戦したと言えるのは寝ながら攻撃をしてくるエスターク戦ぐらいだったかも(エスタークとだけ4回戦い、それ以外は全て3回以下)。
 勇者もライアンもHPの伸びが良くて打撃力もあり、最後に仲間になるドランも最終戦仕様のキャラなのでデスピサロ戦は割りと楽でした。前回(腹姉妹)27回も戦ったのが嘘のよう。
 楽だったのとAIキャラが呪文を使わないライアンだけということで、作戦をこまめに変更する楽しみは殆どなかったです。ほぼずっと「ガンガンいこうぜ」でした。やはりこの辺は魔法職がいた方が楽しめますね。
 NPCについては、ホフマンは馬車取得〜パデキアとHPが高かったので終始役に立ってくれたと思います。少し力をためすぎだろうとも思いますが。
 パノンは彼自身よりまどろみの剣が役立ちました(ひどっ)。今回世界樹まで同行してもらったのですが、途中からはほぼ戦力外。HP80台だし、普通は世界樹まで同行することもないだろうし仕方ないのですが。でも読み物的には大いに役に立ってくれた気がします(笑)
 ルーシアは仲間になる期間が非常に短いですが、ベホマ持ちで呪文を唱えるタイミングもなかなか良いので十分戦力になってくれました。今回の紅一点だったわけですし、もう少し一緒に旅をしたかったですね。
 ドランは吹雪好きだと分かりました。攻撃頻度 吹雪>甘い息=打撃 みたいな感じ。今回たまたまだったのかな? 痛恨の一撃率が結構高いように思えるのでもう少し打撃を優先して欲しいのに。能力値は高いので戦力的には申し分なかったです。変なキャラ付けにしてしまってスミマセンって感じですね。

 読み物部分では今回初めて「三人称視点」で書いたのですが、一人称に慣れていたので難しかったです。ライアンがイマイチ活躍しきれてなかったのもちょっと反省。もう少しキャラを立たせたかったな……。
 勇者もライアンもあまり喋らないキャラ、というのも結構難儀した点でした。その分一番長く一緒にいたNPCのパノンが出張ったような気がします。これまで全然興味なかったパノンでしたが、書いているうちに好きキャラになったり(笑)
 勇者の心情の変化をスムーズに出来ただろうか? とか、もっとピサロの出番を増やす余地はあったかなとか、相変わらず反省点は多いですが、今はとりあえず無事書き終えることが出来て満足です。

 3人旅3部作ももう終わりなのか……と思うと寂しいですね。
 1つ目の「水戸黄門」が去年の6月4日スタートだったので、ちょうど1年で終わりました。腹姉妹をレベル99までやらなかったら、もっと早く終わったと思いますが。

   ◆◆◆

 ユンケルと別れてから、ライアンはどうにも落ち着かなかった。
「誰か、キメラの翼を持っていたら貸してもらえないか?」
「俺持ってるぞ、ほれっ」
「かたじけない。後で必ずや買って返す」
「別にいいよ、やるよ」
「そういうわけにはいかぬ」
「ははは、ライアンは相変わらずカタブツだな」
 ライアンはそう言う同僚の肩を、軽く叩いた。
「堅物が、肩、ぶつ」
 まったく予想もしていなかったライアンの言葉に、同僚は唖然とした。
「おぬし、知っているか? こういうのを、『ぎゃぐ』と言うのだそうだ。名うての旅芸人が言っていた」
「そ……そうかい」
「とにかく後で返すから、借りていくぞ」
 ライアンは足早に城の外へと出て行った。
「まさかあいつが、ギャグを言うとはな……嵐が来なきゃいいが」

 ライアンが向かった先は勿論、ユンケルの故郷の村だった。着地するなり、後ろから聞きなれた声が聞こえてくる。
「ライアンさんじゃないですか!」
 ホフマンとパノンの姿が、そこにあった。
「ちょっとユンケルさんのことが心配で、来てしまったのですヨ」
「へへへ、みんな考えてることは一緒なんだな」
「とにかく、村に入ってみましょうぞ!」

 3人は緊張しながら、村に足を踏み入れた。村の中はやはり廃墟だったが、真ん中にだけは目を疑うほどに鮮やかで見事な花々が咲き乱れていた。
 そして、その咲き乱れる花の中にユンケルは立っていた。見慣れない、羽根帽子を被った少女と2人で。
「みんな! 来てくれたの?!」
 3人に気付いたユンケルは、瞳を輝かせ、溢れんばかりの笑顔を見せた。それは今までに全く見せたことがなかった、あどけない少年の笑顔だった。ユンケルの隣りで少女もまた、にこにこと笑顔を見せた。
 同時に、雲の切れ間からふたつの柔らかな光が差した。
 あの光はきっと天空からの、ルーシアとドランの祝福の光だと、ライアンは直感した。

 ユンケルは少女と共に、みんなのもとへ駆け出した。
 ライアンたちもユンケルの方へと駆け出す。

「みんな! 僕は決めたんだ!」


 この先、どんな困難があっても、彼女と……シンシアと一緒に力を合わせて新しい未来を創っていくって。

 そう、決めたんだ!


 −おわり−



なまえLVHPMPEx
ゆんける35252180146801194568206195392,462
まどろみの剣 天空の鎧 天空の盾 天空の兜
ライアン3436101660(26)1831934226173312,311
まどろみの剣 魔神の鎧 風神の盾 はぐれメタルヘルム

<携帯閲覧用>
ゆんける LV35 H252 M180 力146 速80 体119 賢45 運68 攻206 守195 Ex392,462
まどろみの剣 天空の鎧 天空の盾 天空の兜
ライアン LV34 H361 M0 力166 速0(26) 体183 賢19 運34 攻226 守173 Ex312,311
まどろみの剣 魔神の鎧 風神の盾 はぐれメタルヘルム

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2011年06月09日
レジェンドアイテムズギャラリー

これ、ドラゴンクエスト レジェンドアイテムズギャラリー のはぐれメタルの剣。
以前書いた気もしますが、はぐれメタルの剣のフォルムはFC版とリメイク版でほぼ同じです。
配色がちょっと違っていて、ファミコン版はほぼ銀一色。リメイク版は銀と青です。
つまり、上のやつはリメイク版のはぐれメタルの剣です。

今回はこれをファミコン版のに変えてみました。ただ色を塗り替えただけですが(笑)
それがこちら。

ファミコン版はぐれメタルの剣

うん、見事に地味になりましたね(^^;)
でも個人的にはこの渋さがたまりません!
(現物はもう少し光沢があります)
ちなみに、柄の先っぽの茶色いやつは本革使用。ここだけ無駄に豪華。
大変満足しています♪


ところで、以前粘土ではぐれメタルの剣を作りましたが、あれは剣先の形状が間違っていて、実はずっと不満に思っていました。なので、重〜い腰を上げてようやく修正。

右が手直し後

右側が手直し後です。これで多少は本物(?)の形状に近づきました。
本当はもう少し細身が良かったのですが、これ以上手を加えると失敗しそうな予感がしたのでやめておきました。とりあえず修正前に比べればよっぽどマシなので概ね満足です。

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20:31 | Comment(2) | 雑記
2011年06月13日
三人旅三部作が終わってもぬけの殻かと思いきや、実は前々からやってみたいものがあったので、それをやります。

同じゲームのプレー記6回目とか、マンネリもいいところかもしれませんが、好きなので仕方ないのです(^^;)
物語っぽいものは今回は付けません。アレは三部作限定ということで、今回はプレー記録にちょっとした小ネタをはさむ程度になる予定。

さて、そんな今回のメンツは小ネタに事欠きそうにない以下の方々です。

   ◆◆◆

「ブライ様大変です! わたくしたち、姫様を差し置いて旅に出ることになってしまいました!」
「な、なんと?! それは、わしとおぬしの2人旅ということか? つまらぬ……実につまらぬ! 何を好き好んで男2人旅などせねばならぬのじゃ!」
「違います! 2人旅ではありません。そもそもわたくしたちだけで自動回復持ちのボスを倒せると思いますか? ザキが決まれば倒せますが……そ、それはともかく、2人ではなく4人です!」
「4人……まさかとは思うが、わし、おぬし、ライアン、トルネコとかいうムサい旅じゃなかろうな?」
「……あたしとしては、そうしてもらった方が良かったんだけどね。まったく、オジサンの次はおじいちゃんと一緒に旅とか、どういうことよ」
「ちょっと姉さん、そういうことは思っていても口に出しては駄目よ。それに今回はクリフトさんだっていらっしゃるのだから、この前のよりは幾分マシじゃない!」
「ふがっ!? 4人旅というのはもしや……」
「そうです。ブライ様、マーニャさん、ミネアさん、わたくしの4人旅です」
「そうかそうか。しかしなんじゃ、むしろおぬしが邪魔じゃな。わしとマーニャちゃん、ミネアちゃんの3人旅が良いのう」
「ブライ様、そんなひどい」
「ちょっと、冗談じゃないわよ! 3人旅はもう懲り懲りなんだからね!」
「そうか。残念じゃのう。それにしてもこれは血圧が上がりそうじゃわい!」
「おじいちゃん、ヨダレ出てる」

   ◆◆◆

というわけで、次回はクリフト、ブライ、マーニャ、ミネアによる呪文スペシャリスト4人旅です。
勇者&ライアンでは味わえなかった作戦をこまめに変える楽しみを堪能したいと思います。
心強い打撃系がいない今回、果たしてどんな戦いになるんだろう??

登場人物紹介

神官クリフト
回復・蘇生のエキスパート。
そこそこのHPとそこそこの攻撃力も持ち合わせ大活躍!(の予定)
途中から死神を飼いだす。愛剣は奇跡の剣。
生かすも殺すもクリフト次第?
ザラキー魔

魔法使いブライ
パーティーの老一点。
冷やしちゃいけない神経痛持ちなのに吹雪を操るちょっと無茶なおじいちゃん。
非力だけど光速。自分にバイキルト使っちゃうよ!
愛杖はほんわか温かマグマの杖。
メダパニー魔

踊り子マーニャ
パーティーのお色気担当。
火遊び大好き、カジノも大好き、お金や男とかも好き。妹にたかるのも好き。
素早い動きと豊富な魔力で爆発炎上!
愛する武器は磨き抜かれた己の肉体だそうです。
メラゾー魔

占い師ミネア
なんでもそこそここなす器用(貧乏)な人。
虚弱体質なのに力持ち。ちょっとのろま。
木の実と種と薄暗くてじめじめ洞窟に佇むのが大好き。
愛犬ペスタ。愛剣はぐれメタルの剣。水晶球は身体の一部(かもしれない)。
ラリホー魔

   ◆◆◆

「で、タイトルは何なのさ」
「ええとですね、今回は賢さの高い4人の旅というわけで『クレバー・カルテット』なのだそうです」
「うむ、そのまんまじゃが、悪くはないのう」
「これ、略すと『クレバカ』じゃない。『賢い4人組』のはずなのに略すと馬鹿が付くなんて凄いわ! 面白いですね!」
「ど、どの辺が凄いんじゃろか??」
「或いは『くれ、馬鹿』って罵声を浴びせるタカリっぽいですよね。随分感じ悪いですよね〜。ははは」
「……あんたたち、ソレのどこがどう面白いわけ?!」

クレバー・カルテット


ちなみにいつ始めるかはまだ決めてません。そのうち。

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