DQ4プレー記・ただ今のお題
<掃き溜めに鶴>

ルール
・4章はミネア(とオーリン)だけで進める
・5章、船取得までは勇者、ミネアのみで進める
・5章、船取得以降、トルネコ、ライアン、ブライ、ミネアで進める
・キングレオ戦、天空への塔のみ勇者使用可
・勇者は馬車内での生存状態可。アリーナ、クリフト、マーニャは棺桶
・ガーデンブルグでの棺桶人質可
・838861、8逃げ、透明気球等の裏ワザ禁止
・種や木の実類は使い切る


過去のプレー記(プレー記案内はこちら
[記念の二部作]
[01]20周年記念 [10]25周年記念
[女性勇者二部作]
[02]装備品 買わない盗まない [09]いろいろやりすぎ
[三人旅三部作]
[03]水戸黄門 [04]腹でん!(パラディン)と美人姉妹 [05]まどろみ無双
[柔剛柔の三部作]
[06]クレバーカルテット [07]益荒男四人衆 [08]クレバーカルテットDS
[勇者役トルネコの二部作](の予定)
[11]百花繚乱 [12]進行中


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2010年08月01日
……と言われているかのごとく、「謎の城」が難しい。
やっぱり天空の武器、防具を装備できないと演奏も難しいのか(え?)
とりあえず8月11日までにはとても弾ける気がしないので次のプレー記の方が先になりそう。プレー記に入るとこちらはお留守になってしまうのでますます弾けなくなり……。悪循環ですよ!

ここは「謎の城」をスパッと諦めて無理やり「おてんば姫の行進」に行ってしまおうか。そんな半端なことしていいのか。でも「おてんば姫の行進」の方がモチベーション高まるはずだし、とか。いやいや、バイエル90〜100番の「謎の城」を投げてバイエル100番の「おてんば姫の行進」なんて弾けると思ってンの? とか。色々考え中。

とりあえずあと10日間は「謎の城」を頑張るか……。
この曲本当は好きなんだよ。オーケストラ版が特に。優雅で最高なんだ! だからぜひ弾いてみたいのだけど。

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09:43 | Comment(0) | 雑記
2010年08月05日
ミネア

まじめでしっかり者で物静かな占い師。パーティーでは3番目に若い感じかな。二十歳前くらい。
ふだんはおとなしいけれど、曲がったことは嫌い、やるときはやる! 誰がなんと言おうと絶対やる! ……という芯の強さがあるイメージ(あと、ちょっと頑固)
微妙に天然、滅多にキレないけれど、キレたら恐ろしいというイメージも。
マーニャの奔放っぷりにはちょっと苦労してるけど、逆にミネアがまだ小さかったころはマーニャが一生懸命面倒をみてくれていたのだろうし、その点はしっかり理解していて、だからこそ二人の間には揺るがない信頼関係、姉妹愛があるはず。
お墓みたいな(薄暗いような)場所が好きというリメイク版での発言にちょっと驚いた。月明かりが似合うイメージではあるけど……墓が好きなのか。
あと、リメイク版では結構毒舌なんですね。あまり聞く機会がなかったな。
混乱すると悲鳴をあげたり脱いだりするのも面白い。これが本性なんですかね?(笑)

クリフト同様、誰に対しても丁寧な言葉で喋りそう(姉には普通に喋るだろうけど)
年下の人にも敬称を付けて呼びそうな感じ。もっとも、自分より年下は伝説の勇者様とお城のお姫様しかいないワケだけど(笑)。でも裏切りの洞窟では勇者を呼び捨てだったかもしれない……まあ、細かいことはおいておこう。

戦闘では5章キングレオあたりまではいつも主力なんだけど、それ以降は……馬車多め。ただでさえレベルアップが遅いのに外に出ないとダンジョン攻略でさらにレベル差が開いて、最終決戦時に1人だけレベル20台、バギクロス? そんな呪文あったんスか? なんてことも; ついクリフトを使っちゃうんだよなぁ……一度意識してミネアを使ってみるべきだと思うのだけど、いや、昔、一度ミネアを主力で使ったことがあった(クリフトをレベル1のままで進めた)けど、ザオリクがないのはやっぱり不便だった。その分クリア時の充実感は高かった覚えがある。
でも、フバーハは良い! これは良い! リメイク版になってもミネアしか唱えられないのが良い。この呪文のために進化完了後デスピサロ戦では外に出る! リメイク版のエビプリ戦にいたってはレギュラー! ミネアのフバーハ七癖隠す。
装備品は魔法職にしては充実しているし(クリフトと並んではぐれメタルシリーズをコンプリート出来る人だし、羽衣OKだし)、力もクリフトより高いのだけど、HPの低さが結構ツラい。でもミネアだって好きなキャラだし、また近いうちに主力として使うプレーをするのでそこでミネアを堪能してこよう。

で、主力としてプレーしてみたわけですが、予想外の展開が待ってました。最初のうちはあまりの成長の悪さにうんざり気味だったのに、種や木の実をあげたりして、あれやこれやと世話を焼いているうちにハマりました。ダントツ低いHPなのにデスピサロ戦で最後まで生き残りメガザルを唱えた姿を見て転びました。20年来のアリーナファンだったのに、まさか、今になってミネアファンになるとは思わなかった。自分でもビックリ。ドラクエ通販のクジで当てたミネアのカード、ちゃんと取っておいて良かった(笑)
ファンになると「ザオリクも便利だけど、ザオラルの成功か失敗かのドキドキ感がまたたまらない!」と思うようになるのがゲンキンだよなぁ……。
「ミネアとメガザル」はあれこれと考えるのには面白いテーマだと思う。

ドーピングなしで上限に達しうるのが賢さだけなので(これもある意味ミネアらしい)、種や木の実で好きなように数値をいじれるのも面白いかも。力自慢のミネアにするとか、スピードスターを目指すとか、いろいろ。

ミネアもマーニャ同様、姉妹愛が強いらしく、自分よりマーニャの回復を優先させるようだ。トルネコと自分だと自分の回復を優先させるけど(笑…これはマーニャもそうだった)。こういうのがあるからAI戦闘は見ていて面白い。

5章中盤あたりでバルザックを倒して無事父の仇を討てた二人だけど、自分の父親が偶然発見してしまった「進化の秘法」を封じるために最後まで戦い続けているんだろうな。

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2010年08月10日
 結局「謎の城」を弾けぬまま、明日は8月11日です。やっぱり一気に1オクターブ以上離れた鍵盤まで移動するのは無理だ……鍵盤に「ド」とか「レ」とか書かないと。でも何だかソレってカッコ悪いし。

 それはさておき

 第4回のプレー記は「腹でん!と美人姉妹」、略称「腹姉妹」です。
 5章船入手以降、トルネコ・マーニャ・ミネアの3人だけで進める、という内容です。

 さらに細かいルールは以下のとおりです。

**********************
 今回のルール
・5章船入手以降、トルネコ・マーニャ・ミネアだけで進める
・他のキャラは棺桶。NPCは生存状態でも可、ただし戦闘参加不可
・ストーリー進行上、キングレオイベントのみ勇者を蘇生(戦闘参加不可)
・ガーデンブルグの棺桶人質可能
・透明気球、8逃げ、838861等の裏技使用不可
・全ての武器を最低1つずつ集める。
・カジノを頑張る
**********************


 今回は棺桶の話は表に出しません(笑)アレを出すと最後に話をまとめるのが大変なので、元々ずうっと3人だけで旅をしていることにしたいと思います。
 読み物部分も前回よりライトに行きたいところですが、これは実際に始めてみないと分かりません。
 今回はガーデンブルグでの棺桶人質を可能としました。棺桶の話を表に出さないのに棺桶が人質なのはちょっとおかしいですが。

 今回も比較的バランスの取れた3人旅ですが、前回のサントハイム3人旅よりは若干難しいのではないかと考えています。

   ◆◆◆

 ちょ、ちょっと待った! 何?「全ての武器を最低1つずつ集める」って……。
「何って、そのままですよ。ワタシは武器屋なのですから、武器を集めるのは当然じゃあないですか!」
 もう、使わない武器まで手に入れようとしたらお金がかかっちゃうじゃないのよ!
「お金がかかる……。姉さん、その言葉、そっくり姉さんに返すわ」
 へ? ミネアちゃん、それはどういう意味ですか?
「姉さんこそ、どさくさにまぎれて『カジノを頑張る』なんて入れて、どういうつもりなのよ!」
 どういうつもりって、そのままよ。あたしがカジノを頑張るのは当然じゃあないですか! 頑張って頑張って、きっとあんたにはぐれメタルの盾をプレゼントしてあげるからさ!
「え? 私にはぐれメタルの盾を?? ……姉さん」
 よしよし、うまく丸め込んでやったわ! カジノ♪ カジノ♪ 頑張るわよ!

   ◆◆◆

 というわけで次回より本編です。

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2010年08月11日
 ワタシは武器商人のトルネコと申します。
 今ワタシはコナンベリーという町におりまして、この町の造船所に依頼して自家用船を造っていただいているところなのですよ。
 え? 相当お金がかかっただろうって? そうですなあ、まあ、安くはないですが、ほら、ワタシ、商人ですから。お金はそれなりに持ってましてね。なんとか借金なしでお金の工面もできたのですよ。
 もっとも、そんなワタシも昔は人に雇われていたこともありましてね。あの頃は女房と息子を養うので手一杯でした。
 でも、あの頃はあの頃で楽しかったのですがね。
 なんと言いましょうか。出世への階段を駆け上がるその過程が、とても充実していたのですよ。いやあ、あの頃が懐かしいなぁ……。

第3章・ダイジェスト
 レイクナバの教会前の花壇に桃色、黄色、紫色などなど色とりどりの花が咲き、その周りを蝶が戯れ、木々からは小鳥のさえずりが聞こえる……そんな春うららかな日に、ワタシの武器屋でのアルバイト生活がスタートしました。

 アルバイト1日目にしてお客様が破邪の剣を売ってくださいました。
 その破邪の剣に群がる客がうざかったのですが、ワタシはその破邪の剣を振るって、そんな客たちをことごとく蹴散らしてみせました。客を追い返すのに1日の大部分を費やしてしまいました。
 アルバイト2日目。今日も破邪の剣に客が群がってきました。この剣は売れないと言ってますのに……と心の中で呟きつつ、今日も断り続けたのでした。
 アルバイトを2日終えて、200Gちょっとの客避け代……もといバイト料を頂きました。しっかりと所得税が天引きされていました。
 もうお客を蹴散らす仕事にも疲れたので防具屋で旅人の服と皮の帽子、薬草を数枚購入して、トレジャーハンターへの転職を試みることにしましょう。

 まずはワタシの住むレイクナバの町の北にある洞窟に潜り、洞窟の最奥で強固な金庫を手に入れました。この中にお金を入れておけば絶対盗まれることはないらしいです。まあ、分厚い壁をぶち破るような人がもしいるなら、そういう人には強引にこじ開けられてしまうかもしれませんが、そんな人はこの世の中にはいないでしょうしな。

 洞窟を出たワタシは南へ向かって歩みを進めました。途中小さな村がありましたが、そこは無視。ワタシは大きな仕事をしたいのです。小さな村に用はありません。そのままボンモールのお城へ足を進めました。
 ボンモールのボンボンであるリック王子に夜になったら武器屋の裏へ来て欲しいと言われました。いえ、ワタシには妻も子供もおりますのでと申し上げますと、何を勘違いしているんだと怒られました。ついでにお世話係のご婦人にも怒られました。
 その後、せっかくなので地下牢の見学をして行ったのですが、なんと牢屋の中にトムスコ(トム爺さんの息子)がいたではないですか! トムスコに持っていたキメラの翼をこっそりと握らせ、脱獄の幇助をしました。
 さて、夜まで待って武器屋の裏へと行きますと、そこにはリック王子がおりまして、ワタシにラブレターをくれました。ああ、やっぱり! だからワタシには愛する妻がと申し上げましたのに……。
「だからそうではなくて、これはエンドールのモニカ姫に渡して欲しいのです。あなたへの手紙ではありません!」
 あ、なんだ。
 とにかくワタシはその手紙を受け取りました。しかしエンドールへ行くための橋が壊れています。これでは渡れません。そう言えばボンモールの王様も橋の修理が遅れていてイライラしていましたな。
 とりあえず、この日はレイクナバへと戻りました。

 レイクナバに戻り自宅で一晩過ごした後、トム爺さんの家へ行きました。トムスコが家の奥の犬小屋の前にいました。トムスコはお礼と称してワタシに犬のトーマスを貸してくれました。つまり散歩に連れて行けってことみたいです。ワタシはパシリですか……。
 しょうがないのでトーマスを散歩に連れて行きました。せっかくなので南にあった小さな村に立ち寄ってみます。するとトーマスが勢いよく村の中へと突進して行きました。一体なにが起きたのでしょう。ワタシもトーマスの後を追います。
 トーマスは村の長老と思しき人に絡んでました。
「ぎゃーー わしゃあ犬は苦手なんじゃ! ああ、わたしの神通力があ」
 長老はそう叫ぶと、なんとキツネの姿になってしまいました。どうやらキツネが人の姿に化けて、人間をからかっていたみたいです。キツネはそのことを反省してワタシに鋼鉄の鎧をくれました。心の広いワタシはキツネを許してあげました。
 ワタシは道具袋に鋼鉄の鎧を入れました。……あれ? さっきちゃっかりと道具屋で10Gで買った鋼鉄の剣が……ひのきの棒に変わってるぞ。……な、ななな、薬草が……馬の糞に……。
 おのれ……キツネめ……許さん!

 さて、キツネにからかわれたのはワタシだけではありませんでした。ドン・ガアデという建築家もそうだったのです。ボンモール王にエンドールへと通じる橋の修理を依頼されていた方みたいです。彼は急いで橋の修理へと向かっていきました。

 ワタシは犬の散歩を済ませてから再びボンモールへと向かい、ボンモールの防具買取大臣に市場価格2300Gの鋼鉄の鎧を4000G程度で売り付けてから、修理の済んだ橋を渡り、エンドールへ行きました。

 エンドールへやって来てまずはお姫様と面会し、リック王子から預ったお手紙を読みました。
 父王がエンドールにいくさを仕掛けようとしてるんだ、どうしよう……というような文面でした。あまりに酷く汚い字にワタシはビックリしましたが無事に読み上げ、モニカ姫に手渡しました。
「まあ! この大ミミズとサンドマスターが取っ組み合ってのた打ち回ったような文字がまた素敵だわ」
 ……恋は盲目というやつですな。
 ボンモールからのお使いが終わったと思ったら、今度はエンドール王がボンモール王への手紙を渡して欲しいと言ってきました。ワタシは快く引き受けました。

 三度ボンモールへと行き、王様の前で手紙を読みました。またもや下手糞な字で書かれています。王族はみんな字がヘタなのでしょうか?
 ちなみに手紙にはリック王子とモニカ姫を結婚させようと思うのだけどいかがでしょう? みたいなことが書かれていました。もしこの結婚が実現するならボンモールがエンドールに攻め込む必要もありません。
 ワタシは下手文字の手紙を運ぶことによって二国間の戦争を回避したのです! エヘン!

 さて、再びエンドールへと赴き王様に面会しますと、戦争を回避できたことを喜び、ワタシがこの町に店を出すことを許してくださいました。幸い城下町には売り物件が1つあります。35,000Gだそうです。
 こんなことならあのキツネから鋼鉄の鎧を10着ぐらい巻き上げておくんだった……などと考えていると、ふと、女神像の噂を耳にしました。そして、その像を高値で買いたがっている人もいるようです。よし! ならばその像はワタシが頂きましょう。
 ワタシは鋼鉄の鎧を売り払ったお金で高級な防具を購入し、城下町でスコットという傭兵をはした金で雇い、女神像が眠るという洞窟へと向かいました。

 洞窟の中の敵はそこそこ強かったですが、ワタシは高級防具で身を守りつつ逃げ回りました。水浸しの洞窟でしたが、ワタシはお金のためならその程度で怯みません。洞窟の仕掛けも解明し、女神像を取りました。帰りは俗に「デスルーラ」と呼ばれる技法を使ってお手軽帰還を果たしました。

 女神像は結局25,000Gで売れました。もう少し高く買い取って欲しかったところですが、ワタシはいい金づるを知っています。ひたすらエンドールで防具を買いあさって、ボンモールの買取大臣に市場価格無視のぼったくり価格で売り付け、さっさと35,000Gを貯めてお店を購入したのです。トレジャーハンターはこれにて卒業。
 レイクナバからエンドールへ家族を呼び寄せ、こうしてワタシは一国一城の主となったのです。

 新しいお店では妻のネネに売り場を任せ、ワタシは仕入れを行います。向かいの武器屋で1600Gで仕入れた「正義のそろばん」をネネは2400G以上という値段で売りさばいてくれます。かつてワタシがレイクナバの武器屋で売られないように死守した破邪の剣も5250G以上で売ってくれます。一体どうやってその価格で売っているのかネネは教えてはくれませんでした。ワタシは彼女の商才にただただ舌を巻くばかりでした。

 開店祝いにとエンドールの王様が発注してくださったものも無事に納品を済ませ、ワタシは莫大なお金を手に入れました。レイクナバで雇われていたままであったら数年かかってやっと手に入ったであろうお金を、ほんの数日で手にしてしまったのです。
 たくさんのお金を手に入れ、なにやらワタシの心の中にぽっかりと穴があいてしまったような気がしました。
 ワタシは城下町を出て、ふらふらと外を歩きました。東へと歩くと、工事中のトンネルを見つけました。中にいたご老人が、かつて大陸の東側へと渡れるトンネルを掘ろうとしたのですが、夢半ばで資金も尽きてしまったようなのです。
 ここから東へ渡れれば、今までに見たことのない武器が見つかるかもしれない! ワタシの心の中に再び沸き立つものが現れました。
 ワタシは60,000Gでご老人の夢を継ぎました。

 そして、トンネルの工事が終わりました。
 ワタシはネネに自分の夢を話しました。ネネは笑顔でワタシが旅に出ることを許してくれました。
 ワタシはトンネルを抜けて東に渡りました。

 世界中をまわってこの世にある様々な武器を集めること。
 ――それがワタシの、夢なのです。

トルネコ LV6 HP43 MP0 ちから12 すばやさ14
(破邪の剣大量所持のため3章終了時点では装備なし)

   ◇◇◇

「ちょっとちょっと、オジサン。ダイジェストのくせに長すぎでしょ、ソレ」
 あ、マーニャさん。
 こちらの女性は踊り子のマーニャさん。妹の占い師・ミネアさんも一緒です。彼女たちはワタシと一緒に旅をすることになった仲間です。
「灯台の邪悪な炎を消し去って来てくれたんですね。どうもありがとうございます」
 実は彼女たちとはコナンベリーの町の東にある大灯台で出会ったのですが、この自家用船を提供するかわりに、彼女たちに灯台に灯っていた邪悪な炎を消してきてくれるように頼んでいたのですよ。どうやら無事に帰ってきたようです。海もすっかり穏やかになっています。
「ワタシのダイジェスト、そんなに長かったですかね?」
「長いわよ! ダイジェストなら、3行でまとめなさいよね!

 レイクナバに住んでいましたがエンドールにお店を持ってお金を貯めてトンネル掘って東に渡ってその先で美人姉妹と出会いました!

それでいいじゃない!」
 マーニャさんは男のロマンが分かってませんな。しかもその長さでは多分2行で終わりですよ。
「まあまあ、姉さん、いいじゃない。効率的すぎるお金の稼ぎ方も分かって、ためになったと思えば」
 妹のミネアさんはお姉さんと違って話が分かります。
「さてさて、船も完成しましたよ。どうですか? どうせなら船の上でゆっくりと、あなたがたのこれまでの旅についても語られては。どんな長いお話でも、ワタシはしっかりと聞き流……じゃなくて、聞いていますよ」
「まあ! ついに船が完成したのですね!」
「あっそ、じゃあそうするわ。船の上でゆっくりじっくりと、あたしたちの話を聞かせてあげるわ」
 ワタシたちは船に乗り込み、南のミントスへと舵を切ったのでした。

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2010年08月13日
 姉のマーニャと私は、旅の途中で出会った武器商人のトルネコさんの船に乗り、現在ミントスという町へと向かっています。
 大灯台に灯っていた邪悪な炎を消して以来、海はすっかり穏やかになりました。
「あなたがたはモンバーバラで売れっ子のダンサー、占い師として生計を立てていたのでしょう? なんでまたこんな旅をすることになったのですか?」
「父の仇を討つためです」
 トルネコさんの問いかけに、穏やかな海をじっと眺めながら、そう答えました。


第4章 ダイジェスト

 姉マーニャはモンバーバラで一番人気の踊り子。そして妹の私、ミネアは人々の闇夜をほのかに照らす占い師として生計を立てていました。贅沢さえしなければ生活には困らない、そんな暮らしをしていました。
 でも、私たちはここでずっとずっと、踊りや占いをして生きていくつもりではありません。私たちにはやらなくてはいけないことがあったのです。
 やらなくてはいけないこと……それは私たちの父、エドガンの仇討ち。

 父エドガンはキングレオ王の信頼の厚い錬金術師でした。そんな父には弟子が二人。私たちが小さい頃から父に師事していた生真面目な性格のオーリンと、最近になって何処からともなくやって来て弟子になった、狡猾な雰囲気が漂っていて姉も私もどうも好きになれなかったバルザック。
 父たちは研究に明け暮れる日々を送っていましたが、ある時、天地もひっくり返るような物凄い発見をしたそうなのです。発見した物はあまりにも強大な力を持っていて、使い方によってはとてつもなく有益なものになり、逆に恐ろしい災いをもたらすものともなり得るものであったそうです。
 父は万が一のことを考えて、その発見したものを再び封じようとしました。この発見が欲深き者の手に渡ったら大変だと考えたのです。
 しかし、その「欲深き者」は、ごく身近にいたのです。
 それは二番弟子のバルザックでした。バルザックは発見したものを封じようとした父を殺害し、その物を何処かへと持ち出し、行方をくらませました。一番弟子のオーリンもバルザックにやられて瀕死の重傷を負い、その行方も知れぬ状態でした。
 私たちはバルザックが許せない! 己の欲のために師匠である父を何のためらいもなく殺害してしまった。バルザックは、私たちから何よりも一番大切なものを奪ってしまったのです。
 だから私たちはバルザックを見つけ出して父の仇を討とうと、二人で約束しました。モンバーバラの町で姉は踊り子として、私は占い師として、仇討ちに必要な資金を蓄えるために日々働きました。

 そしてついに、時機は来ました。私たちは慣れ親しんだモンバーバラの町を後にして、バルザックを探す旅へと出たのです。
 まだどことなく幼さを残していた若草色の木々の葉が壮年期を迎えたかのごとく深みを増した緑となり、灼熱の太陽が大地を照りつける、そんな夏の日でした。

   ◆◆◆

 まずはモンバーバラで旅の支度を整える。
 モンバーバラ&コーミズで手に入った命の木の実、力の種はミネアに使用。
 装備を少しずつ整え、レベル3でコーミズ西の洞窟へ。途中でマーニャが死んでしまったものの、無事オーリンを仲間にする。静寂の玉は後回しにしてとりあえず脱出。

   ◆◆◆

 コーミズの村の西に位置する洞窟。最近まで知らなかったのですが、ここには父の研究室があるようなのです。その洞窟で私たちはオーリンと再会しました。バルザックに瀕死の重傷を負わされたオーリンは、ここで少しずつ傷を癒し、力を蓄えていたのだそうです。
「エドガン様が発見したものは『進化の秘法』という、生物に通常とは異なった進化をもたらす技法でした。通常と異なる進化とは、すなわち歪められた異常な進化です。上手に使えば、確かに人類に有用なものとなり得るでしょうが、悪用されるリスクの方が明らかに高いと、エドガン様は判断されました。だから『進化の秘法』は再び封印されるべきだということになったのです。私もエドガン様の意見に賛成でした。……しかし、奴は……バルザックは……ああ、私にもっと力があれば、バルザックを止めることが出来たかもしれないのに。私は……本当に申し訳なくて」
 オーリンは涙を流しながらそう話しました。
「オーリン、あたしたち、バルザックの奴を殺るつもりなんだ」
「マーニャお嬢様……」
「あたしたちに、力を貸してくれないかな」
 姉は鋭くそう囁きました。
「一度は死んだも同然のこの命、私はあなたたちに捧げたいと思います」
 こうして、オーリンが私たちの仲間に加わったのです。

   ◆◆◆

 モンバーバラに戻って態勢を整えた後、再びコーミズ西の洞窟へ潜る。オーリンを盾にしつつ、静寂の玉とその他お宝を取り脱出。
 レベルはマーニャ、ミネアともに7。

 マーニャの装備 ブーメラン、皮のドレス、羽根帽子
 ミネアの装備 くさり鎌、皮のドレス、羽根帽子

 この状態でハバリアへ行き、アッテムトへと足を進める。
 アッテムトへ着いてすぐ、そのまま鉱山へ潜る。地下二階でドードーどりから逃げられずにミネア死亡。まだリレミトを覚えていないので先に進むかどうかで迷う。
 結局は強引に先に進むことにした。敵は単体で出てこない限りは逃げまくり、どうにか火薬壷を入手。その他のお宝には目もくれず、逃げまくって鉱山脱出。鉱山内での全滅は免れた。レベルはマーニャ、ミネアともに8。

 鉱山脱出後、しばらく敵との戦闘をこなし、ハバリアでうろこの盾(ミネア)、毛皮のコート(マーニャ)を買って、もう一度鉱山へ。地下一階で不思議な木の実と銀のタロットを取ってリレミトで脱出。レベル、マーニャ10、ミネア9。
 木の実はミネアへ。銀のタロットもミネア装備。

 ハバリアでミネアに鉄の鎧を購入後、いよいよバルザック戦。静寂の玉はマーニャに持たせて臨んだ。

   ◆◆◆

 久々に会ったバルザックはもはや人間の姿ではありませんでした。角の生えた熊のようないでたちをした魔物の姿だったのです。
「貴様……自分自身に『進化の秘法』を使ったのか!」
 オーリンは鬼のような形相でバルザックに言い放ちました。
「おお、これはこれは兄弟子殿。まだ生きていらっしゃったのか。まったく、エドガンは愚か者だ。こんなに素晴らしいものを発見したのに、再び封じ込めようとするとはな。正気の沙汰じゃないな。グハハ! だからこの俺様が諌めようとしたのさ。抵抗するもんだから、ついつい殺しちまったけどな」
「だ、黙れ! 正気じゃないのはあんたの方だ! よくも父さんを……」
「バルザック……絶対許さない!」
「おやおや、お嬢様方もご一緒でしたか。これはちょうど良い。ここで3人ともども血祭りにあげて差し上げましょうぞ! エドガンとはあの世で再会すればいいわ! ガハハ」

   ◆◆◆

 バルザック戦、まずは静寂の玉で順調に呪文を封じ込め、次のターンでマーニャはルカニ。それ以降はミネアは打撃&回復、マーニャはギラ&回復。オーリンもひたすらバルザック叩きであっという間に勝利。静寂の玉を使うと本当に楽だなあ……と実感。

   ◆◆◆

「バ……バカな、この俺が、進化した俺が、こんな奴らに負けるなんて」
 私たちに打ちのめされたバルザックは地面に片膝をついて、ひどく動揺していました。一撃、あと一撃食らわせれば、多分バルザックは……死ぬ。
 オーリンは右手で鉄の槍を握り締め、一歩一歩バルザックへと近づき、その槍を頭上高くに振り上げました。
「うわああああ! 許してくれ! 殺さないでくれ!」
 バルザックが両手で頭を抱えながらそう懇願します。……なんと醜い姿でしょう。私たちは勿論、そんな願いを聞き入れるつもりはありません。
 オーリンが鉄の槍で奴を貫こうとした、まさにその時!
「バルザックよ、随分と派手にやられたものだな……」
 バルザックの背後にあった巨大な玉座に、突然大きな魔物が現れたのです。
 魔物は獅子の姿でした。立派なたてがみをなびかせ、腕も足も4本ずつありました。バルザックより遥かに大きく、凄まじいまでの威圧感を放っていました。私は足がすくみそうになりました。
「バルザック、おまえをここで失うわけにはいかぬ。行け、この者たちは私が始末しておこう」
「キ、キングレオ様! あ、ありがとうございます!! あと……このことはデスピサロ様にはどうぞご内密に」
 キングレオと呼ばれる魔物にそう懇願するバルザックを見て、こいつはどこまでも醜い小物なのだと感じました。
「フン、留意しておこう。さっさと行け」
「は、はひ〜」

 キングレオ……。この魔物と、この国の名前は同じです。
 この国の王様はとても良い方でした。無理な税の取立てなどはせず、御自ら先頭に立って国のため、国民のために行動されていました。錬金術にも深い関心を持たれていたようで、限られた歳入の中から父へ研究費の助成もされていました。
 王様には息子がいらっしゃったのですが、その息子、つまり王子に関してはあまり良い噂は聞きませんでした。大変な野心家だと、よく耳にしたものです。
 私たちがまだモンバーバラにいたころ、こんな噂を聞いたこともありました。
「キングレオの王子が悪魔に魂を売ったらしい。そして父王から無理やり王位を奪ったらしい」と。
 まさか、この魔物が……そのキングレオの王子なのでは。

「おまえたち、エドガンの娘と申したな。フフフ、次はこの私が相手をしてやろう」
 キングレオはニヤリと笑いながら言いました。
「こ、こいつ、多分、バルザックの奴よりよっぽど強いよ……。ミネア、オーリン、気を抜いちゃダメだよ!」
「分かったわ、姉さん」
「私が盾になります。お2人は背後から援護願います」
 私はガクガク震える脚を必死に奮い立たせ、何とかオーリンの背後へと回りました。

 実は私は、薄々感じていたのです。この戦いには、多分勝てない……と。
 だって私は、占い師だから。

 キングレオは目にもとまらぬ素早さで大きな腕を振り下ろしました。なすすべなく、オーリンが鋭い爪の餌食となりました。続けざまに、ベギラマの呪文による鋭い閃光が姉と私に襲い掛かりました。

 私が覚えているのは、ここまででした。



 私は固く冷たい寝台の上で目を覚ましました。体のあちらこちらに鈍い痛みを感じましたが、どうやら私は死なずに済んだみたいでした。傍らには姉とオーリンと、ご老人が1人……。
「おお、良かったな、気が付いたか。ここは城の牢屋じゃよ」
 痩せこけて顔色も悪いそのご老人は、しかし優しい声でそう口にしました。酷くやつれて今にも死んでしまうのではないかと思わせる風貌でしたが、私は、以前この方にお会いしたことが……あったような。
 ああ、まさか。
「王……様? キングレオの国王様?!」
 私の問いかけにご老人は肯定も否定もせず、かすかに笑みを浮かべられました。
「わしは、この国から脱出しようと思ったんじゃがな。失敗してこのざまじゃ。わしはもはやどうすることも出来ないじゃろう。しかし、おまえたちはまだ若い。良いか、ここから逃げ延びるのじゃ。奥の部屋にこっそりと隠しておいた乗船券がある。それで、この大陸から逃げよ。マーニャ、ミネア、オーリン……逃げ延びて、力を蓄え……いつか、この城の王の野望を打ち砕いておくれ。それが自国を守れなかったわしの、最後の願いじゃ……」
 ああ、やっぱりこの方は、あの優しかった国王様だったのです……。
「王様……あたしたちは、絶対に逃げ延びて、そしてまたこの地に戻ってくるから……だから王様、その日が来るまで絶対生きていて! 死なないで! 王様には、またキングレオの王様に戻ってもらわなきゃいけないんだからさ!」
姉は目に涙を浮かべながら訴えました。私の気持ちも姉と同じでした。
「そう……じゃな」
 王様は目を閉じて、そう呟きました。

 私たちは乗船券を手に入れ、兵士も知らない秘密の通路と階段を使って牢屋から城の外へと抜け出しました。しかし、外へ出たところで番兵に見つかってしまったのです。ここは戦うしかない! 姉も私も身構えました。ところが、オーリンはそんな私たちの前へ出て言いました。
「ここは私が食い止めます! あなた方は早くハバリアの町へ! 私も後から駆けつけます」
「そ、そんな、あんた1人でなんて無茶だ!」
「いいから行くんだ! 王様のためにも、あなた方は行かなくてはダメだ!」
 いつも優しい口調で私たちに話しかけていたオーリンが、この時だけは厳しい口調でした。
「姉さん、行きましょう! オーリン、私たちはハバリアで待っているわ」
 オーリンは微笑みながら力強くうなずき、キングレオ兵へと突進して行きました。私は姉の腕を引っ張って城を後にし、ただの一度も振り返ることはせず、ハバリアの町へと全力疾走しました。
 振り返ったらきっと、そこで足を止めてしまいそうだったから。

 ハバリアでエンドール行きの定期船に乗り込んだ私たちは、オーリンが来るのをじっと待っていました。しかし、いくら待っても彼は現れず、とうとう出航の時間になりました。おそらくこれが最後の船です。次の便を待つわけにはいきません。
 オーリンとの合流を諦め、私たちは2人だけでエンドールへと向かいました。

 あと一歩のところでバルザックを逃がし、キングレオを名乗る魔物に打ちのめされ、オーリンを再び失ってしまった。仇討ちを果たそうと旅を始めたのに、結局私たちは何も出来なかった……。胸に残ったのは大きな挫折、絶望。そんな巨大な挫折、絶望感に押しつぶされそうになるのを、姉と一緒に慰め、励ましあい、私たちは故郷を後にしエンドールへと逃げ延びたのです……。

なまえLvHPMPそうび
マーニャ104143254020ブーメラン 毛皮のコート 羽根帽子
ミネア104748425419銀のタロット 鉄の鎧 うろこの盾 羽根帽子

<携帯閲覧用>
マーニャ LV10 H41 M43 攻25 守40 早20
ブーメラン 毛皮のコート 羽根帽子
ミネア LV10 H47 M48 攻42 守54 早19
銀のタロット 鉄の鎧 うろこの盾 羽根帽子

   ◇◇◇

「なるほど、そんなつらいことがあったのですか……」
「そうなのよ、あたしたちの心の中は復讐とか挫折とか絶望感とか、そういうドロドロしたものが渦巻いてるワケなのよ」
 姉は遥か西の、キングレオのある方を眺めながらそう話しましたが、
「でしたらアレですな。これからはワタシがそのオーリンさんの代わりですな」
「えー? オジサンがオーリンの代わりぃ? オジサンじゃあ力不足でしょ」
 トルネコさんの発言にすぐさま振り返ってそう言いました。でもそれってちょっと失礼じゃない? 姉さん。
「はっはっは、マーニャさんは本当に手厳しいですなぁ」
 それでもトルネコさんは怒る様子もなく、飄々とした調子でそう返しました。
「でも実際のところ、もしまたキングレオやバルザックと相見えることがあったら、トルネコさんに力を借りるようかもしれませんね。その時は迷惑をかけるかもしれませんが、よろしくお願いしますね」
 私は姉の代わりに、トルネコさんにそう伝えたのでした。
「はっはっは! 困ったときはお互い様です! その時はワタシも頑張らせていただきますよ。……お! 陸地が見えてきましたよ。おお! かすかにミントスの町も見えますな」
 遥か前方に一棟の大きな建物と、数棟の小さな建物が建ち並ぶ光景が見えます。どうやらあれがミントスの町のようです。
「ミントスの町かあ。どんな町だか楽しみだねぇ」

 私たちは船を降りて、ミントスの町へと向かったのでした。

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